京都散歩道

数年前、某SNSで活動していた「京都散歩道」。このたびブログにて復活しました。京都をいろいろ巡っていますので、少しずつご紹介していけたらと思います。最近は平安京巡りにはまり中。過去のデータを移行したら、写真が一部見れないので、また修正します!まとめサイト等、他サイトへの文章・写真の転載はお断りします。

鞍馬寺 竹伐り会式①

f:id:kyotomichi:20170704233542j:plain

12時半、本殿前到着~。

竹伐り会式は14時からで、2時間前に着こうと思っていたのですが、家を出遅れたので、仕方ない・・。

でも、いい場所は取れました。

 

以下パンフレットより抜粋

「竹伐り会式の起源は、宇多天皇の寛平年間(889~897)にさかのぼります。初夏のある日、鞍馬山中輿の祖・峯延(ぶえん)上人が護摩の秘法を修していると、北の峰から大蛇が現れて上人を飲もうとします。

峯延上人は、千手観音菩薩毘沙門天王、護法魔王尊の三身一体尊天の秘密の真言を唱えて祈った所、神呪の霊験がたちまち顕れて大蛇は斃(たお)れ死にました。このことを朝廷に奏上すると、人夫五十人を賜り、大蛇は切られて龍ケ嶽に棄てられました。

その後もう一匹の大蛇が現れましたが、こちらは暴れることなく、鞍馬寺の香水(本尊・尊天にお供えする水)を絶やすことなく護ることを誓ったので、閼伽井護法善神として祀られました。

先に祈り斃された大蛇は雄蛇で、後の大蛇は雌蛇だったそうです。この故事にちなんで、青竹を雄蛇に見立てて伐るのが竹伐り会式です。」

f:id:kyotomichi:20170704233727j:plainf:id:kyotomichi:20170704233749j:plain

江戸時代の中頃から、近江・丹波の両座に分かれて伐る早さを競い、勝敗によりその年の両地方の豊凶を占うようになりました。

f:id:kyotomichi:20170704234659j:plain

左右で違うのかわからなかったけど、

こちらが丹波座側

f:id:kyotomichi:20170704234859j:plain

上に龍がいます。

f:id:kyotomichi:20170704235151j:plain

こちらが近江座側。

角度的なものかもしれませんが、ちょっと雌っぽく見えました。

f:id:kyotomichi:20170704235303j:plain

本殿の上です。中央は天狗の扇になっています。

f:id:kyotomichi:20170704235528j:plain

14時になり、法螺貝の音が聞こえてきました。

テントの奥の神域前で吹かれています。

f:id:kyotomichi:20170704235709j:plain

f:id:kyotomichi:20170704235836j:plainf:id:kyotomichi:20170704235915j:plain

注連縄を斬るの・・超早かったです。

ひょいひょいっと来て、さっと切って行ってしまいました。

もうちょっと「よし、今から斬るで」という、

溜めの感じがほしかったなぁ^^;

f:id:kyotomichi:20170705000258j:plain

大惣仲間参進

f:id:kyotomichi:20170705000350j:plain

f:id:kyotomichi:20170705000422j:plain

f:id:kyotomichi:20170705000526j:plain

f:id:kyotomichi:20170705000615j:plain

導師・衆僧行進(伶人道楽)

はい、みんな避ける六芒星

 

f:id:kyotomichi:20170705201214j:plain

f:id:kyotomichi:20170705201528j:plain

本殿向拝にて出合之儀・酒浄・所礼が行われます。

f:id:kyotomichi:20170705202003j:plain

f:id:kyotomichi:20170705201738j:plain

 七度半の御使(稚児)

導師・両座に「竹伐りの神事めでとう候」

導師に、「近江・丹波の竹見事に候」

丹波座に、「近江座の竹見事に候」

近江座に、「丹波座の竹見事に候」

導師に、「竹ならしあげ候」

両座に、「竹ならしあげ候え」

と順に言葉をかけていきます。

f:id:kyotomichi:20170705202342j:plain

そして竹ならしのための板が敷かれます。

f:id:kyotomichi:20170705202543j:plain

上手から竹が運ばれます。

f:id:kyotomichi:20170705202722j:plain

掛け声とともに、思いっきり刀が振り下ろされます。

なかなかの迫力・・。

f:id:kyotomichi:20170705202941j:plain

f:id:kyotomichi:20170705203744j:plain

f:id:kyotomichi:20170705212545j:plain

竹伐りはいろんな角度でされていました。

ただ、向きによって全く見えなかったりします。

f:id:kyotomichi:20170705203246j:plain

竹ならしが終わると、

稚児が導師に、「竹ならし終り候」といいます。

f:id:kyotomichi:20170705204122j:plain

一旦ここで、舞台整えられます。

一瞬これで終わりかと思ってしまいますね。

竹伐りはまたならしだけ。

迦陵頻伽の舞の後が本番です。

鞍馬寺②

f:id:kyotomichi:20170704224624j:plain

川上地蔵堂

遮那王と称した牛若丸(義経公)の守り本尊である地蔵尊が祀られています。牛若丸は日々修行のときにこの地蔵堂に参拝したといわれています。

f:id:kyotomichi:20170704224806j:plain

f:id:kyotomichi:20170704224842j:plain

源義経公供養塔

f:id:kyotomichi:20170704224931j:plain

左が大黒天、右が恵比寿尊が祀られています。

f:id:kyotomichi:20170704225026j:plain

大黒天

f:id:kyotomichi:20170704225056j:plain

恵比寿尊

f:id:kyotomichi:20170704225200j:plain

入り口にあった町石。ここであと五町です。

f:id:kyotomichi:20170704225418j:plain

正直・・一人で山とか心細くて嫌なのですが、場所にもよりますね。ここは大丈夫でした。

誰もいなさそうに見えますが、ちらちら歩いています。

f:id:kyotomichi:20170704225528j:plain

あと四町!やっと半分です。

f:id:kyotomichi:20170704225648j:plain

f:id:kyotomichi:20170704225725j:plain

句碑

筒島に 神尊ければ 磴けはし 海道

 

f:id:kyotomichi:20170704225744j:plain

句碑

花杉に 息のにごりは 許されず 佳子

f:id:kyotomichi:20170704225929j:plain

中門

f:id:kyotomichi:20170704230007j:plain

ここであと三町

f:id:kyotomichi:20170704230042j:plain

門の向こうは通行止め。

f:id:kyotomichi:20170704230117j:plain

石がたくさん積んであるのが気になります。

f:id:kyotomichi:20170704230200j:plain

f:id:kyotomichi:20170704230235j:plain

f:id:kyotomichi:20170704230302j:plain

f:id:kyotomichi:20170704230433j:plain

貞明皇后御休息所蹟

大正13年(1924)鞍馬寺に行啓された、貞明皇后さまがお休みになったところ。

f:id:kyotomichi:20170704230513j:plain

巽の弁財天

本殿の東南(巽)の方角にあるので、巽の弁天様と呼ばれています。

f:id:kyotomichi:20170704230700j:plain

f:id:kyotomichi:20170704230850j:plain

手水屋

f:id:kyotomichi:20170704230812j:plain

龍が素敵です。

f:id:kyotomichi:20170704230923j:plain

通れない昔の石階段。

f:id:kyotomichi:20170704231018j:plain

本殿右手にある摂社、閼伽井護法善神

祭神:閼伽井護法善神

f:id:kyotomichi:20170704231045j:plain

f:id:kyotomichi:20170704231346j:plain

奥を見ると、石垣が!

f:id:kyotomichi:20170704231329j:plain

天井には龍がいました。ちょっとかわいらしい。

f:id:kyotomichi:20170704231604j:plain

本殿入り口に、六月の行事が張ってありました。

こちらの法話も聞いてみたいな。

f:id:kyotomichi:20170704231704j:plain

光明心殿

f:id:kyotomichi:20170704231830j:plain

御本殿と六芒星(パワースポット)も一応撮ってみる。

正直・・神社などでパワースポットなどといってるのが私はあまり好きではないです。

そんなに軽々しく扱ってほしくない。

神聖な場所だったら、むやみやたらに入る場所ではないはずでは?

現にこのあとの神事では、関係者みんなこの場所を通るのを避けていました。そんなところに立つ??

わからない・・。

実際のところは知りませんが、こういうのは後から参拝者を呼び込むのに作ったような気がしています。

f:id:kyotomichi:20170704232331j:plain

私はやはりこちらの石の方が、神聖さを感じます。

そして立ち入り禁止の神域です。

なので私はいつもこちらをお参りします。

f:id:kyotomichi:20170705212934j:plainf:id:kyotomichi:20170705212945j:plain

狛犬・・ではなく虎。

 

ということで、ようやく?次は竹伐り会式です。

鞍馬寺①

f:id:kyotomichi:20170704211746j:plain

出町柳から叡山電鉄で終電の鞍馬駅へ。

駅で、あじさいがきれいだったのでパチリ。

 

目的は、鞍馬寺の「竹伐り会式」です。

長年行こう、行こうと思いながら、なかなか行けずでした。

鞍馬寺も改めてちゃんと見たかった。

f:id:kyotomichi:20170704211713j:plain

久しぶりの天狗さん。

去年は雪の重みでお鼻が折れるという事件?がありましたね。

 

f:id:kyotomichi:20170704212241j:plain

f:id:kyotomichi:20170704212307j:plain

f:id:kyotomichi:20170704212330j:plain

案内板より

「奈良、唐招提寺の開山鑑真和上の高弟、鑑禎上人が、宝亀元年(770)、鞍を負った白馬の導きで当山に至り、毘沙門天を感得して草庵を結んだのが始まりです。

延暦15年(796)には、藤原伊勢人が王城鎮護の道場として伽藍を造営し、爾来、衆庶の信仰を集めてきた。

現在は鞍馬弘教の総本山であり、宇宙の大霊・尊天を本尊とする信仰の浄域です。山の精霊である天狗が住む山としても有名で、貴船へとつづく参道には、豊かな大自然の中に、牛若丸(源義経)ゆかりの「息次ぎの水」や「背比べ石」、枕草紙に記された「九十九折り」などの名勝古跡が散在し、多くの文学作品にも登場します。「初寅大祭」や「竹伐り会式」など由緒ある年中行事も多くあります。」

f:id:kyotomichi:20170704213258j:plain

f:id:kyotomichi:20170704213234j:plain

入山料300円かかります。

f:id:kyotomichi:20170704213347j:plain

入った所で手を清めます。

f:id:kyotomichi:20170704213539j:plain

入ってすぐのところに、「町石」というものがありました。

これは、本殿までの道のりを示すものです。

参道に八基あり、1町=110mを示します。

f:id:kyotomichi:20170704213754j:plain

いいお天気で、平日にも関わらず人も多かったです。

f:id:kyotomichi:20170704214330j:plain

童形六体地蔵尊

新しそうですが・・お地蔵様の姿がちょっとユニークw

f:id:kyotomichi:20170704214512j:plain

普明殿(ふみょうでん)

ここからロープウェイに乗れます。

せっかくなので、ロープウェイは使わずに登ろう!

ということで、歩いて本殿を目指します。

ちなみに下のところから本殿まで歩いても40分程度です。

f:id:kyotomichi:20170704214924j:plain

f:id:kyotomichi:20170704215038j:plain

放生池(ほうじょういけ)

f:id:kyotomichi:20170704215216j:plain

吉鞍稲荷社

祭神:吉鞍稲荷大明神、茶枳尼天尊

f:id:kyotomichi:20170704215515j:plain

実際行ってみるとわかりますが、参道からずれたところにある鳥居。

なんか変な違和感・・。

f:id:kyotomichi:20170704215606j:plain

同じ場所から正面を撮った所。右手にさっきの鳥居があります。

ね?変でしょ?

f:id:kyotomichi:20170704215729j:plain

右手の鳥居の奥が、魔王の瀧です。

f:id:kyotomichi:20170704215901j:plain

崖の上に護法魔王尊が祀られているそうな。

f:id:kyotomichi:20170704220059j:plain

さらにアップ。お地蔵様がなんとなく見えます。

f:id:kyotomichi:20170704220145j:plain

鬼一法眼社(きいちほうがんしゃ)

鬼一法眼は牛若丸に、「六輪三略」の兵法を授けた武芸の達人といわれています。

f:id:kyotomichi:20170704220412j:plain

由岐神社(ゆきじんじゃ)

祭神:大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)

相殿:八所大明神

「天変地異が続く都を鎮めるため、天慶3年(940)、御所内に祀られていた祭神をこの地に勧請したのが当社の始めとされ、天王の御病気や世上騒擾(そうしょう)のとき、社前に靱(ゆき/矢を入れる器具)を奉納して平安を祈ったため靱社の名がつき、後に現在の社名となったとも伝えられています。

拝殿は重要文化財で、慶長12念(1607)豊臣秀頼によって再建されたもの。中央に通路(石段)をとって二室に分けた割拝殿という珍しい桃山建築で、前方は鞍馬山の斜面に沿って建てられた舞台造(懸造)となっています。本殿脇の石造りの狛犬一対も重要文化財

京都三大奇祭の一つ「鞍馬の火祭」は、当社の例祭で、毎年10月22日夜に行われます。祭神勧請の際、篝火を焚いてお迎えしたという故事にちなんで、氏子らが大小様々の松明をかついで鞍馬街道から参詣するため、一面火の海となって壮観を極めます。」

 

 

f:id:kyotomichi:20170704222749j:plain

龍がなかなかかっこいいです。

f:id:kyotomichi:20170704222852j:plain

f:id:kyotomichi:20170704222836j:plain

f:id:kyotomichi:20170704222935j:plain

夏越しの大祓(茅の輪くぐり)の準備がされていました。

6月30日16時から

結構遅い時間からなんですね。

参列者には、お祓いした茅が授与されるそうです。

f:id:kyotomichi:20170704223135j:plain

階段の途中左手にある、冠者社

祭神:素戔嗚尊

 

古く、鞍馬鞍馬冠者町にお祀りされていた社。

f:id:kyotomichi:20170704223448j:plain

階段の途中右手にある、岩上社

祭神:事代主命(ことしろぬしのみこと)、大山衹命(おおやまつみのみこと)

古くより、鞍馬岩上の森にお祀りされていた社

f:id:kyotomichi:20170704223622j:plain

f:id:kyotomichi:20170704223654j:plain

大杉社

樹齢800年だそう・・。

古くより「大杉さん」と呼ばれ、心に願えば願い事がかなうとされているそう。

f:id:kyotomichi:20170704223812j:plain

御本殿。

f:id:kyotomichi:20170704223904j:plain

重要文化財狛犬

子供を抱いている珍しい狛犬です。

f:id:kyotomichi:20170704224054j:plain

三宝荒神

祭神:三宝荒神大神

古くよりこの地に火の神、竈の神様としてお祀りされています。

f:id:kyotomichi:20170704224338j:plain

f:id:kyotomichi:20170704224421j:plain

この日は引かなかったけど・・天狗みくじがあります。

f:id:kyotomichi:20170704224512j:plain

 

閑院址、豊臣秀吉妙顕寺城跡

 

f:id:kyotomichi:20170705220226j:plain

参考:日文研 花洛往古図(内容年代:平安時代末期-鎌倉時代

 

閑院址、豊臣秀吉妙顕寺城跡は、押小路通小川通の西側にあります。

歴史講座で閑院の話があり・・あれ?これは行ってないぞと思い立って、見に行きました。

天皇がなぜ大内裏に住まずに、その周辺の屋敷に住んだのか・・というのは、大内裏が火事で焼けたりして、復興が大変で、だんだん荒野になっていったからなのですね。

地図には、「閑院左大臣冬嗣公家金岡庭を造る」と書かれています。

東側に東三条殿、西側に堀川殿があります。

 

場所は、こちらもわかりやすいです。

参考:平安京オーバーレイマップ

f:id:kyotomichi:20170705220411j:plain

地図にある屋敷のちょうど中心にある感じです。

f:id:kyotomichi:20170705221510j:plain

f:id:kyotomichi:20170705222141j:plain

まぁ・・読みにくい^^;

「ここから北西にあたる西洞院通押小路通油小路通二条通に囲まれた地域を平安時代から鎌倉時代初期にかけて藤原氏の邸があったところである。当初は藤原冬嗣の邸であったが、十一世紀初期に藤原公季が伝領してから「閑院」と称した。

また高倉天皇の時代(1161~1181)大内裏が甚だしく荒廃したため、閑院邸が里内裏(臨時に設けられる皇居)として利用され、次いで後鳥羽天皇もここで皇位を承継するなど朝廷の中心となった所でもある。以来、後深草天皇に至る九十余王□里内裏となっていたが、正元元年(1259)五月に火災で焼失した。

 

閑院の南殿にて月前拾を詠める。

いまはまた世々をかさぬる庭の松

 ふりてぞみゆる秋の夜の霜

         順徳天皇

f:id:kyotomichi:20170705223628j:plain

豊臣秀吉妙顕寺城跡

「この付近は、豊臣秀吉妙顕寺城の跡地である。

妙顕寺とは、鎌倉後期、日像がはじめて京都に建立した日蓮宗寺院であり、たびたび場所は移ったが、戦国時代にはこの地にあった。天正11(1583)年9月、豊臣秀吉は寺を小川寺ノ内に移転させて、あとに二条新邸を構築し、天正14聚楽第を造るまで、京都の政庁とした。建物の姿は詳しくはわからないが、周囲に堀をめぐらし天主をあげていたという。したがって、屋敷というより城に呼ぶにふさわしいといえよう。平素は前田玄以が居住して京都の政務にあたり、秀吉が上洛すると、ここが宿舎となった。豊臣秀吉が次第に天下を握ってゆく間の重要な政治的拠点であった。

現在、城跡はしのぶべくもないが、古城町という町名となって、よすがを伝えている。」

f:id:kyotomichi:20170705221622j:plain

もう一つ先ほどの家の東側にもありました。

f:id:kyotomichi:20170705221737j:plain

石碑の向きがなんでこっちなんだろう・・??

f:id:kyotomichi:20170705221822j:plain

普通、寄付者が裏か横側にあるのに、なぜか表にあります。

f:id:kyotomichi:20170705221930j:plain

このあたりに閑院があったわけですね。

 

【総まとめ編】山鉾の御神体・厄除け粽・お守りなど

 

f:id:kyotomichi:20170612203838j:plain

それぞれの山鉾には、御神体が祀られており、

厄除け粽やお守りの授与があります。

すべて厄除けなので、プラスαのものだけ記載しています。

 

<前祭>13日もしくは14日~17日まで

*授与品は16日まで

長刀鉾

 御神体:天王 和泉小次郎親衛

     鎌倉時代に、源氏再興のために挙兵した人

f:id:kyotomichi:20170612212157j:plain

函谷鉾

 御神体:天王 孟嘗君(もうしょうくん)

     斉の孟嘗君が難所の函谷関を、

    鶏の鳴き声により脱出したという中国の史話にちなんで。

月鉾

 御神体:天王 月読尊(つきよみのみこと)

     伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が、

     禊祓いで顔を洗った時に右目から生まれた神。 

郭巨山

 御神体:郭巨・童子

     郭巨は貧しさのあまり家族を養えず、

     母を守るときに子を捨てようと決意する。

     その途中で財穂の詰まった釜を掘り当てたという、

     中国の史話。

 粽:金運・招福の小判付

 御守り:御乳御守

     親孝行と子育ての由来からと、

     懸想品の乳隠しからきています。

     ☆乳隠(ちかく)し・・乳隠しの乳は懸想品を吊るす

      小烈のこと。それを隠すための装飾板なので、

      乳隠しという。この山のみにあります。

四条傘鉾

 御神体:傘と若松

 御守り:縁結び御守、厄除けわらし飾り

山伏山

 御神体:浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)

     息を引き取った父を祈祷で蘇らせたり、

     傾いた八坂の塔を法力で元に戻すなど多くの伝説を持つ。

 粽:厄除け御守り付

菊水鉾

 御神体:天王 彭祖(ほうそ)

               中国の長生きの仙人。

 御利益:不良長寿、商売繁盛

 粽:護符付

f:id:kyotomichi:20170612204000j:plain

 御守り:不老長寿商売繁盛御守

鶏鉾

 御神体:天王 住吉明神

    住吉大社の御祭神で航海の神。

     天王台は竹かごの船形になっている。

楽天

 御神体:白楽天・道林禅師

 御利益:学業成就

 粽:学業成就御守付

 御守り:合格手形絵馬

放下鉾

 御神体:放下僧

船鉾

 御神体神功皇后住吉明神、鹿島明神、安曇磯良

 御利益:安産

 御守り:腹帯・安産御守

岩戸山

 御神体伊弉諾尊天照大神、手力男尊

 御利益:開運

 粽:絵馬付ミニ粽もあり

保昌山

 御神体:平井保昌

    和泉式部に恋した平井保昌が式部の願いで、

    紫宸殿の梅を手折り愛を射止めたという逸話から。

 御利益:縁結び

 粽:梅花・護符付

 御守り:恋愛成就御守・絵馬

木賊山

 御神体:木賊翁

    世阿弥謡曲「木賊」に由来。

    信濃国で子をさらわれた翁が、

    ひとりで木賊を刈る姿を表している。

 御利益:迷子

 御守り:迷子御守

綾傘鉾

 御神体:金鶏

 粽:厄除・縁結び御守付

 安産・縁結び

伯牙山

 御神体:伯牙

    琴の名人伯牙が、自分の琴のよき理解者であった

    鐘子期(しょうしき)の死を嘆いて、

    琴の弦を絶ったという「知音(ちいん)」の故事から。

芦刈山

 御神体:芦刈翁

     謡曲「芦刈」から。

 御利益:夫婦円満

 粽:夫婦和合。縁結びの護符付

 

占出山

 御神体神功皇后

 御利益:安産

 御守り:腹帯・安産御守

霰天神山

 御神体:天神

 御利益:雷除・火除

 粽:梅花付

 御守り:雷除火除・勧学・除災招福御守

孟宗山

 御神体:孟宗

    呉の孟宗が、病気の母が欲しがる筍を、

    雪の中で掘り当てたという中国の故事から。

 御利益:親孝行

 粽:榊・綿(雪に見立てた)付

蟷螂山

 御神体:大蟷螂

     中国の梁時代の昭明太子詩文集「文選」のなかの

      「蟷螂の斧を以て隆車のわだちを

              禦(ふせ)がんと欲す」

     という言葉から。

 粽:榊・かまきり折り紙付

油天神山 

 御神体:天神

 御利益:学業成就

 粽:梅花付

 御守り:学問成就御守

太子山

 御神体聖徳太子

 御利益:知恵

 粽:杉付

 御守り:知恵御守

布袋山

 御神体:布袋

 粽:護符付

 子孫繁栄・壽福増長

 

<後祭>21日~24日まで

 *授与品は23日まで

役行者

 御神体役行者・葛城神(女性)・一言主

 御守り:疫病除御守・安産御守

黒主山

 御神体大伴黒主

 御利益:盗難除

 粽:桜花付

八幡山

 御神体八幡神

    応神天皇神功皇后の子)

 御利益:夜泣き封じ・夫婦円満

 粽:護符付

 御守り:鳩笛・鳩鈴

鯉山

 御神体:鯉・素戔嗚尊(すさのおのみこと)

 御利益:開運、立身出世、家内安全

 御守り:登竜門御守

北観音山

 御神体楊柳観音(ようりゅうかんのん)・韋駄天(いだてん)

    男性といわれている。

南観音山

 御神体楊柳観音・善財童子

    女性といわれている。

浄妙山

 御神体:筒井浄妙、一来法師

 御利益:勝運

 粽:御守り付

 御守り:勝守・交通安全御守

橋弁慶山

 御神体:弁慶、牛若丸

 御守り:力縄

鈴鹿

 御神体瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)

 御利益:雷除け、安産

 粽:雷除け・安産守護絵馬付

大船鉾

 御神体神功皇后

f:id:kyotomichi:20170612201654j:plain

 御守り:安産御守

鷹山

 御神体鷹匠、樽負い、犬飼

  粽:開運・招福の絵馬付

f:id:kyotomichi:20170612202552j:plain

 

(おまけ)

f:id:kyotomichi:20170612201527j:plain

八坂神社の粽

八坂神社または、四条寺町の御旅所で授与されます。

f:id:kyotomichi:20170612202823j:plain

八坂神社の茅輪御守、厄除粟餅

7月31日のみに授与されます。

f:id:kyotomichi:20170612203303j:plain

御霊会の御朱印

八坂神社で、祇園祭の期間のみ授与されます。

f:id:kyotomichi:20170612201746j:plain

豊園泉正寺榊の粽

保昌山より少し北にあがったところ、東洞院仏光寺東で、

16日にのみ授与されます。

 

粽についてはこちらもどうぞ。

kyotomichi.hatenablog.com

 

Q.授与した粽はどうしたらいいの?

A. 祇園祭の粽は、食べものではなく、笹の葉で作られた厄除けのお守りです。玄関先(上)に飾るのが一般的です。

 

Q. 去年に授与した粽はどうしたらいいの?

A.御札や御守りと同様1年で返納するのが普通です。

なので、同じ山鉾で返すか、八坂神社で古い御札やお守りなどの返納所に感謝をこめて返しましょう。

もし遠方で行けない場合は、地元の神社の返納所に返すのでも大丈夫です。

神泉苑祭③ 静御前の舞奉納

f:id:kyotomichi:20170507182918j:plain

18時前につくと、本堂で琴の練習をしていました。

【プログラム】

①雨乞いの舞

②越天楽

静御前の舞

 「吉野山~静や静・・」

 

ここで静御前についてちょっと触れておきます。

母は白拍子創始者といわれる磯禅師(いそのぜんじ)。

白拍子は、歌いながら舞う遊女のことをいいます。

源義経の愛妾。頼朝が義経追討命を出し、義経が逃げる際静御前も行動を共にします。吉野まで逃れるがそこで別れ、静御前は捕えられます。鎌倉に送られ、その時頼朝に舞を所望され、義経への思いを歌いながら舞ったというのは有名な話です。

また、後白河法皇が請雨の祈祷をした時に、100人もの白拍子の舞でなだめようとし、最後に静御前が舞うとたちまち雨が降ったことから、日本一と評したといわれています。これが「雨乞いの舞」です。

f:id:kyotomichi:20170507183334j:plain

通常の剣鉾と子供剣鉾が並んでいました。

こう見るとやはりだいぶ小さいですね。

f:id:kyotomichi:20170507184026j:plain

最初10分ほど琴の演奏があり、そのあと静御前が登場。

f:id:kyotomichi:20170507184150j:plain

 

f:id:kyotomichi:20170507192224j:plain

舞終了後、記念撮影がありました。

f:id:kyotomichi:20170507192633j:plain

琴の先生とともに。

 

f:id:kyotomichi:20170509193455j:plain

静御前御朱印ができたというので、もらってきました。

鬼切丸の隣に並べられてうれしい。

神泉苑祭② 子供みこし・子供剣鉾、格子屋、稚児拝礼

f:id:kyotomichi:20170507175811j:plain

次の神事まで時間があるのでふらふらとしていたら、

子供みこしがやってきました。

f:id:kyotomichi:20170507180019j:plain

子供剣鉾。

これは最近小型で作られたそうです。

f:id:kyotomichi:20170507180133j:plain

子供みこし。

f:id:kyotomichi:20170507180205j:plain

格子屋

神泉苑の東側に位置します。

昔、京都には山幸(しゃんこ)屋と呼ばれお菓子屋さんがありました。

しゃんことは、黒糖につけ込んだおこしです。

ここは、京都で最後のしゃんこ屋になります。

f:id:kyotomichi:20170507180537j:plain

懐かしいお菓子がいっぱいあります。

f:id:kyotomichi:20170507180603j:plain

ここの名物が「どろぼう」

いなり生地(油揚げしたおこし種)を黒糖につけこんだもので、

どろぼうしてでも食べたいほど美味しいと言われたことから、この名前がついたそうです。

気になりつつ、なんとなく入りづらくてスルーしていましたが、

ようやく入って購入♪

ソフトかりんとうのような感じでしょうか。

ついつい手が伸びてあっというまに食べてしまいました。

f:id:kyotomichi:20170507181223j:plain

朝は曇っていましたが、晴れ間も見えてきてよかったです。

f:id:kyotomichi:20170507181432j:plain

稚児拝礼

f:id:kyotomichi:20170507181502j:plain

先ほどと同様、金剛杵で数珠をなでて・・

f:id:kyotomichi:20170507181546j:plain

散丈で清めます。

f:id:kyotomichi:20170507181615j:plain

f:id:kyotomichi:20170507181717j:plain

f:id:kyotomichi:20170507181910j:plain

祝詞奏上

f:id:kyotomichi:20170507182130j:plain

実は・・母親が近くにいて話しかけたりしてよう動く子だったので、なかなかシャッターチャンスがなかった。

祈っているようにも見えますが、たまたまです^^;

いい写真になってよかったw

f:id:kyotomichi:20170507182325j:plain

最後に記念撮影

f:id:kyotomichi:20170507182404j:plain

それから向かいの公園へ。

このあとお練りがあるのでしょうけど、私はここまででいったん休憩w