昨年に、大阪に源氏三代之墓というのがあることを知って、これは行かねば!といくことにしました。
京都から大阪周りと奈良周りとどちらにするか悩んだけど、奈良周りの方が交通費は安め。帰りに奈良散策もしたいから奈良経由にしました。
京都駅から橿原神宮前駅で乗り換え、上之太子駅まで。
橿原神宮までは、
急行で1時間9分で880円。
特急で56分1780円。
…時間あんまり変わらないのね。
特急でかなり変わるなら、時間短縮しようと思ったけど、この差で、金額は倍なのはあまり得ではないので、急行でいくことにしました。
9時46分の電車に乗って、橿原神宮へ。
橿原神宮から、急行大阪阿部野橋行きに乗り換え、尺土で普通に乗り換え、上之太子へ。
ここまで、21分。
かなり遠い気はしたけど、天王寺に行くのとそう変わらない(笑)
11時25分着。
もっと田舎だと思っていたので、結構ひらけていてびっくり。高速道路があるからでしょうか。
いや、店とかはなんもないですが。
こういった案内図が、ちょこちょこあります。
実は地図を見る限り山道かと思っていたので、人家もあってホッとしました。
歩くこと15分くらいで、壷井八満宮に着きます。
壷井
色はすごかった…
前九年の役で、天喜5年(1057)東北の戦地へ赴こうとしていた源頼義、義家が、飲み水に困っていた時に、頼義が馬から降り、鎧を脱いで、天を仰いで祈念し、弓矢を岩壁に射ったところ、そこから水が湧き出て渇きを潤すことができました。
そして勝利して、壺に水を入れて凱旋し、井戸を掘って壺を底に埋めたという。
源頼義が東北地方への遠征(前九年の役1051-1062)に際して、子の頼家とともに岩清水八幡宮に参詣して戦勝祈願を行い、勝利を収めたことから、康平7年(1064)に石清水八幡宮の御神霊を勧請して祀ったことが始まりとされています。
宝物には義家が愛用したとされる「黒韋威胴丸(くろかわおどしどうまる)/重要文化財」「天光丸の太刀/重要美術品」「木造八幡三神座像」「若宮神坐像」などがあるとか。
樹齢1000年とも言われるクスノキの巨樹。
大阪府の天然記念物にもなっています。
これはすごい立派!
吹く風を なこその関と 思へども
道もせにちる 山桜かな
壺井権現社
義家の子義時が、頼信、頼義、義家の御霊を祀る。