電話番号 075-221-2686
HP:http://www.ikenobo.jp/rokkakudo/
拝観・開館時間 6:00 - 17:00
料金 無料
聖徳太子が建立した古刹で、西国三十三所第18番札所であり、洛陽三十三所の第一番札所でもあります。
本尊は如意輪観世音菩薩で、本堂が六角形を成していることから六角堂といわれています。
現在の建物は1877年(明治10)の再建。
京都の中心と言われる「へそ石」は本堂前にあります。
売店では六角堂名物のへそ石餅が販売されています。
このへそ石にはこんな曰くがあるそうです。
桓武天皇平安遷都の際、六角堂がどうしても中心になってしまい、道が通せない。そこで天皇が遷座を祈願すると、不思議なことに、六角堂は一晩でへそ石を残し北へずれてくれたとか。
その際、空は一面紫色の雲に覆われたことから、「紫雲山(頂法寺)」と名付けられたそうです。
現在へそ石は、もとあった六角通より境内に移されている。
更に境内には「縁結びの柳」というみくじが結ばれている立派な柳があります。
これは 嵯峨天皇が后を求め、六角堂で祈願した際、「六角堂の柳の元に行くように」と
夢でお告げがあり訪れると、絶世の美女がいて、后に迎えたとの伝説から(看板より)。
また一角に願い事をひとつだけ叶えてくれるという一言地蔵がおります。
花束を抱え首をかしげたかわいらしいお地蔵さんですよね。
いけばな発祥の地でもあり、「華道家元 池坊」として知られています。
桜の時期は、とても見事です。
華道の発祥地ならではの、アイデアなのか、桜を支える傘が素敵ですね。
ちなみにこの傘も六角の形をしています。
ここの本尊「如意輪観世音菩薩」が、136年ぶりの御開帳とあって、先日見に行ってきました。
聖徳太子の護持仏といわれる御丈一寸八分(約5.5cm)の秘仏です。
通常そのお姿はみることができませんが、厨子の前にお前立のご本尊がおられます。
内陣に入るには、千円かかりますが
本当にちっちゃいです。隣の人が双眼鏡を持って見ていたのには納得!
でもこれを逃したら・・次がまた136年後とかなったら、一生見れませんものね~。