先日、新町六角あがったところにある、紫織庵にいってきました。
京都市指定有形文化財及び京都府医学史研究会跡に指定されています。
江戸後期に建てられ、大正にモダンな洋間を加えて新築したもの。
茶室も趣があってよかったです。(撮影禁止区域でした・・)
中に入ると、まず飛び込んでくるのが、1階の洋間です。
待合室にもなっています。
2階のお部屋も素敵です。こちらはサロンになっています。
床の模様。おしゃれですね!
1階には、東山三十六峰をモチーフにした竹内栖凰の欄間もあったり、
中庭も建築当時のままだとか。
祇園祭仕様に、屏風や着物も展示され、素敵~っ。
(残念ながら、屏風や着物も写真禁止です)
ガラス戸は、とてもめずらしいもので、
建築当時の「波打ちガラス」で一枚も破損していない貴重なものだそう。
ちょうど祇園祭のための化粧直しで、前日に庭師が入ったとかで、
この日が一番きれいといわれ、ラッキーw
波打ちガラスは、反射しないのですね。
遠くから写真を撮っても、きれいに写るのでびっくりしていたら、スタッフさんも気づかなかったーと驚かれました。
2階には、祇園祭の巡行を見るための鉾見台もあります。
ここから見たら迫力あるでしょうね・・。
私がつい見てしまうのが照明。
各部屋いろんな凝った照明があって、これまたよかったです。
一番下のは松竹梅が描かれています。
この写真は、1階の蔵の入口で、
重い扉のため、すべらせて閉める事ができるようになっているんだとか。
桜の木で作られているそう。
実際動かしてくれて、なんか感動っ。
夏には涼しくすごせるように、風が通るようなつくりになっています。
また、妙な形のがあちこちに見られるなぁと思っていたら、
2階に展示してあった分胴と同じ形でした。
どうもここの家紋みたいになっているのかな。
扉や壁のあちこちにありました。
(写真、見にくてすみません・・)