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京都散歩道

数年前、某SNSで活動していた「京都散歩道」。このたびブログにて復活しました。京都をいろいろ巡っていますので、少しずつご紹介していけたらと思います。最近は平安京巡りにはまり中。過去のデータを移行したら、写真が一部見れないので、また修正します!まとめサイト等、他サイトへの文章・写真の転載はお断りします。

祇園祭の24日にだけ扉が開かれる、大政所御旅所(おおまんどころおたびしょ)

17日の神幸祭で、八坂神社の神霊が3基の神輿(中御座、東御座、西御座)に移され、

祇園社の御旅所(四条寺町)でお迎えします。

24日の還幸祭で、その神輿が、御旅所から八坂神社へ帰られます。

 

御旅所はかつて2か所あり、それは現在地とは異なっていました。

中御座と西御座が渡御する大政所御旅所(烏丸高辻)と、

東御座が渡御する少将井御旅所(烏丸竹屋町)があり、

これを豊臣秀吉が統合し、1591年に現在の地に移設させました。

少将井は今は井戸跡だけ残り、小祠は京都御苑内の宗像神社に移設されています。

大政所は、烏丸高辻にありますが、1536年に騒乱で焼失し、その後小祠を建てられました。

 

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説明にはこのように書かれています。

 

ここは祇園祭(八坂神社の祭礼)の神輿渡御のとき、三基の神輿のうち、

大政所素戔嗚尊)神輿と八王子(八柱神子神)神輿の二基が安置される場所であった。

残る少将井(櫛稲田姫命)神輿は、中京区の烏丸竹屋町の御旅所に渡御していたが、

天正19年(1591年)に豊臣秀吉により、四条寺町にある現在の御旅所に移築・統合された。

円融天皇の時代(969~984)に、この地に住んでいた秦助正が、

夢の中で八坂大神の信託を受け、また自宅の庭から八坂神社まで蜘蛛の糸が引いているのを見て、

朝廷にこのことを奏上した結果、助正の家が御旅所となったという。

天文5年(1536)に騒乱のため焼失したが、その後に町の人々が小祠を建て、

八坂大神を奏祀し、大政所町鎮護の社として毎年7月16日を例祭日と定めた。

今でも神輿還御の時には神輿が立ち寄り、神職が拝礼する。 

京都市

 

また、平成4年7月に説明が追加されています。

 

祇園祭の山や鉾は籤をひいて巡行の順番を定めるが、

長刀鉾は籤をとらず巡行の先頭を進む古例になっている。

その鉾の先にある長刀は、三条小鍛冶宗近の鍛えたもので、

八坂皇大神の霊威やどるところ、これを拝する人は疫病災難にかからぬと傅えられ、

毎年7月15日夕刻この長刀を唐櫃におさめて、

長刀鉾町からお稚児さんとともに行列を建て大政所の社にうつし、

7月16日に厄除祈願のため一般の人々の拝戴を許す例になっていた。

現在では7月16日午前9時御列祭を執行し、24日夕刻還幸祭に御神輿の渡御がある。

大政所

 

※ちなみにこの「大政所神剣拝戴」という神事は、

かつて行われていましたが、現在は行われていません。

いつからなくなってしまったのかも、今のところ記録が見当たりません。

どんなものだったのか見てみたいですね。

 

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大政所御旅所旧跡と書かれています。

 

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「八坂神社」が「八阪神社」となっています。

調べてもわからず・・なぜなんでしょうね。

比較的新しそうに見えます。

 

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八坂神社の神紋です。

右:「五瓜(ごか)に唐花(からはな)」

 

織田木瓜(おだもっこう)ともいいます。

この木瓜という紋は、御簾の周囲に張り巡らされた「帽額(もこう)」からきているといわれています。

「キュウリ」の切り口に似ていることから、祇園祭の期間中、山鉾町の人たちはキュウリを食べない、という言い伝えもあります。

これはキュウリではなく、「マクワウリ」である、という説もあります。

 

私はやはりキュウリだと思っています。

木瓜をそのまま読んでもキュウリですよね。

キュウリの原産地は、ネパールや北部インドといわれていますが、

野生のキュウリは食用に適さず、平安時代はとてもまずくて食べられないものだったようです。

 

八坂神社の祭神素戔嗚尊と牛頭天皇が同一視されており、

この牛頭天皇がキュウリが好物だといわています。

皆がまずいというものが本当に好きだったのでしょうか?

おそらく、そのくらいしか食べられなかった、つまり蔑まれていた。

だからこそ怨霊となり、神として祀られたのだと、私はそう思います。

 

 

左:「左三つ巴(ひだりみつともえ)」

こちらは八幡神社関連の神紋です。

 

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7月24日還幸祭

この大政所に、神輿が3基とも立ち寄り、拝礼をされます。

写真は、西御座(錦/八柱神子神)。

19時15分~30分頃でした。

 

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普段閉ざされている門が、この日だけ開かれます。