花園駅から横断歩道を渡ったところにあります。
「すぐ 御室高尾」と書いてあります。
これは、大正三年に建てられたものでした。
法金剛院は、妙心寺とは逆に西に行ったところにあります。
看板によると、
京都では数少ない律宗寺院で、浄土式庭園は極楽浄土に見立てたもので、平安末期の姿をとどめているそうです。
蓮の名所でもあります。
没後寺に改め、双丘寺と称したのが起こりで、
大治5年(1130)に鳥羽上皇の中宮待賢門院が再興し、
寺名を法金剛院と改めました。
その後、弘安2年(1279)に円覚により再興され、律宗に改められました。
本堂は、元和4年(1618)に再建されたもので、堂内には本尊の阿弥陀如来坐像、十一面観音坐像、増形文殊坐像などを安置しています。
庭園は、昭和45年(1970)に発掘、復元されたもので、池の北側にある巨石を並べて造られた「青女の滝」は五位山と呼ばれる背後の山とともに国の特別名勝に指定されています。
鐘楼。
礼堂と釣殿。
仏殿。
地蔵堂。
仏手柑(ぶっしゅかん)というものがなっていました。
なんか、バナナのようなおもしろい形ですね。
よくよく見ると、これ、仏足じゃないですか~!
久しぶりに見たので、テンションあがりました。
青女の滝。
これ、日本最古の人造の滝といわれています。
本日のメインはこれが目的でした~。
待賢門院堀川の歌碑。
「ながからむ 心も知らず黒髪の みだれて今朝はものをこそ思へ」
と書かれています。
百人一首、昔ひたすら覚えていました。
なので身近に感じることができてうれしいですね。