北向不動院から北へ向かうと、安楽寿院の入り口が見えてきます。
入って左手にあるのが冠石。
鳥羽天皇は、譲位後、白河院が造営した鳥羽離宮に入り、殿舎や仏殿を増築しました。その際に、この石の上に冠を置き、これを中心に作ったといわれています。
ここを北に向かいます。
鳥羽天皇安楽寿院陵
白河院陵と比較しても、門扉があり、こちらの方が立派ですね。
さらに北にいくと、老人ホーム敷地内に五輪塔があります。
これは鎌倉時代のもので、約3mほどあります。
「弘安十年丁亥二月□」と刻銘があり、重要文化財に指定されています。