京都散歩道

数年前、某SNSで活動していた「京都散歩道」。このたびブログにて復活しました。京都をいろいろ巡っていますので、少しずつご紹介していけたらと思います。最近は平安京巡りにはまり中。過去のデータを移行したら、写真が一部見れないので、また修正します!まとめサイト等、他サイトへの文章・写真の転載はお断りします。

東京① 神田明神、天野屋

東京には年何度か行っているので、ついでにあちこち廻ったりしています。

効率よく回りたいので、実はこの三か所(神田明神、将門塚、烏森神社)全部違う日に行っています^^;

将門関係をまとめたくて、ようやく・・です。

ちなみに京都編はこちら。

kyotomichi.hatenablog.com

 

 

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 扁額や由緒書きにもあるように、正式名称は神田神社といいます。

祭神:一の宮 大己貴命(おおなむちのみこと) 

   二の宮 少彦名命(すくなひこなのみこと) 

   三の宮 平将門命(たいらのまさかどのみこと) 

 

ということで、将門は主祭神ではないんですよね。

京都編に記載しているので、省略しますが、

天平2年(730)に大手町・将門塚周辺に創建され、その後延慶2年(1309)に将門公が合祀されました。元和2年(1616)に江戸幕府により江戸城から見て表鬼門守護の地へ遷座しました。

 

随神門四方の欄間には、四神(東:青龍、西:白虎、南:朱雀、北:玄武)が彫られ、中央には大国主之命の神話が描かれています。

 

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入ってすぐ左手には大きな大黒天。

高さ7m、重さ約30tの日本一大きい大黒天像です。

 

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そしてえびす様

どちらも新しいですね。

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御本殿

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境内は結構広くて、摂社・末社だけでなく碑もたくさんあり、ぐるっとまわりました。

 

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鉄製天水桶

神田あるいは新川辺りの江戸の酒屋が世話人となり、「摂州灘大石」と「筋違外」の酒屋により、弘化4年(1847)に奉納されたもの。

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石獅子

区内に残る数少ない江戸期の石造物のひとつ。

大正2年(1923)の関東大震災で獅子山は崩壊し、子獅子は紛失。親獅子二頭は債権された獅子山に据えられたとのこと。

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銭形平次八五郎の碑

野村胡堂の『銭形平次捕物控』の主人公平次は、明神下の元の台所町ということになっているそうです。昭和45年建立。

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国学発祥の地碑

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阿部筲人(しょうじん)の句碑

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祖霊社

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籠祖神社

完成7年(1796)鎮座。

祭神:猿田彦大神塩土翁神

塩土翁神は、竹工の神、塩の神、又船の神として古事記に、山幸彦が兄海幸彦から借りた釣針を失い、お困りの時、無間勝間の小舟(隙間なく編んだ竹籠の舟)を作り与え、海神の宮に渡りなさいと教え得られた神です。

 

他、

八幡神社 祭神:誉田別命 ほんだわけのみこと(応神天皇)、

富士神社 祭神:此花咲耶姫命 このはなさくやひめのみこと、

天神社 祭神:菅原道真命、柿本人麻呂命、

大島神社 祭神:日本武尊命、

天祖神社 祭神:天照大御神

諏訪神社 祭神:建御名方命 たけみなかたのみこと

が合祀されています。

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浮世絵系日本画家の水野年方顕彰碑

正六角形の燈籠をかたどった小塔。

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三の宮鳳輦奉安庫

 

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末広稲荷神社

祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

元和2年(1616)頃のもので、社殿は昭和41年に再建。

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三宿稲荷神社

祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

創建不詳。12代神主の邸内に祀られていた内山稲荷と合祀されたそうです。

 

金刀比羅神社

祭神:大物主命(おおものぬしのみこと)、金山彦命(かなやまひこのみこと)、

   天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)

天明3年(1783)に武蔵国豊島郡薬研堀(現在の東日本橋2丁目旧両国町会)に創建。

 

社殿は昭和41年に再建。

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水盤

文化2年(1805)に伊勢屋治兵衛により奉納

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浦安稲荷神社

祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

天正年間(1573~)に勧請、寛政9年(1797)に社殿が造営。

その後天保14年(1843)に神田神社境内に遷座

後の戦火で復興できなかった神田稲荷社五社を合祀。

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江戸神社

祭神:建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)

大實2年(702)武蔵国豊嶋郡江戸の地(今の皇居内)に創建された大江戸最古の地主の神。

鎌倉時代は江戸氏の氏神として崇敬。

慶長8年(1603)江戸城の拡張により、神田神社と共に神田台へ遷り、更に元和2年(1616)にここに遷座された。

江戸時代中期以降は牛頭天王と称され、明治元年(1868)に須賀神社と改称、更に明治18年(1885)に江戸神社と復称された。

 

 

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江戸神社本社神輿 

昭和33年に作られたもの。

公称台輪四尺三寸、重量千貫で現在日本一の大神輿です、と書いてあります。

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力石

若者たちが力試しに用いた石。

伝承の一つとして道切説というのもあり、昔は村々に疫病の侵入を防ぐための神であり、まじない等であったともいわれています。

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角田竹冷の句碑

白うおや はばかりながら 江戸の水

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大伝馬町八雲神社

祭神:建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)

江戸時代には祇園牛頭天王社一の宮)と呼ばれていた地主神。

 

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左右の天水桶は、江戸の問屋仲間のひとつ太物問屋(反物などを扱う商人)仲間が天保10年(1839)に奉納したもの。高さ1.4mで一対のもので、台座は蓮弁を模した形になっています。

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小舟町八雲神社

祭神:建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)

江戸城吹上御苑より神田神社と共に遷座

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魚河岸水神社

祭神:弥都波能売命(みつはのめのみこと)

徳川家の武運長久と併せて大漁安全祈願をするために、武蔵国豊嶋郡柴崎村神田神社境内(今の千代田区大手町)に鎮座。

元和年間(1615~)に神田神社と共にこの地に遷り水神社と改称。

明治24年(1891)に魚河岸水神社に改称した。

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おみくじが獅子舞なのがかわいい。

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楽殿

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神田明神近くの天野屋でほっとひといき。

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雰囲気もよかったw

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あまざけとぜんざいを頼みました。

疲れていたのもあって、癒されました~。