(撮影:2009.4.5)
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京都府の技師を務めた松室重光の設計により、明治37年(1904年)竣工されました。かつては京都府庁舎本館として使用され、東寺他の庁舎が手本にするほどの名建築だったとか。創建当時の姿をとどめる現役の都道府県庁舎としては最も古いものです。平成16年(2004年)に重要文化財として指定されました。
ルネサンス様式で、中庭には美し枝垂れ桜とソメイヨシノが植えられています。中庭のしだれ桜は円山公園の初代枝垂桜の孫にあたるそうです。
昭和46年まで使われていた知事室。
2階の南東角の部屋で、東側の窓から比叡山を望むことができます。
旧食道、旧応接室、旧来賓応接室もあり、4室には暖炉が据え付けられ、それぞれ凝った装飾が施されています。
五条大橋橋脚の石柱。
3本の石柱は、旧本館が竣工した明治3年に景石として持ち込まれたものと思われ、
中央の石柱には「天正拾七年五月吉日」の文字が刻まれています。