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(撮影:2009.5.29/中2枚は、2007.7.29)
貴船大神は、関東地方を干ばつから守り、古くから水の神さまとして信仰されてきました。古来より雨乞の社として名高く、畏くも歴代天皇様より日照りには黒馬、長雨には白馬又は赤馬をその都度献げて御祈願される例になっていました。
しかし、時には生馬に換えて「板立馬」を奉納したと平安時代の文献である「類聚符宣抄」は伝えています。この「板立馬」こそは今日の絵馬の原形と言われています。
6月1日が貴船祭で、お神輿はその時のための準備だったみたいです。
この貴船祭りを見るはずが・・日にちを間違えました(笑)
(撮影:2007.7.29)
左が水占い。貴船の神聖な水に浮かべると、文字が浮かび上がってきます。
右は、結び文。これにお願い事を書いて、結の社へ結びに行きます。
(撮影:2007.7.29)
「結の社」
貴船神社、本殿よりさらに貴船川沿いをさかのぼること約300メータのところにある 「結社」は「恋を祈る神様」 - 「磐長姫命」を奉っております。 縁結びの神社です。
真ん中は、高崎雨城の歌碑で「老杉の花降る結の社かな」とかかれています。
右は、松尾いはほの歌碑で「貴船より奥に人住む葛の花」とかかれています。
(撮影:2009.5.31)
左は「天の磐船」。船形の巨石です。船は町と町同士を結ぶということから、縁結びにつなげられて考えられています。「天の磐船」は本当に船のような形をしています。貴船の山奥から出た自然石だとか。
真ん中は和泉式部の歌碑 「ものおもへば 沢の蛍もわが身より あくがれいづる 魂かとぞみる」とかかれています。夫の心変わりに悩み、この貴船神社の結社に参り、願いが叶い、不和となった夫と復縁したといいます。 貴船川に飛ぶ螢を見て、その切ない心情を歌っています。
右は、桂「御神木」です。樹齢およそ400年。いくつもの枝が天に向かって伸び、上の方で八方に広がる。これは御神気が龍のごとく大地から昇る姿に似ていて、御神木と仰がれる由縁だそう。
(撮影:2008.9.13)
「奥の宮」
連理の杉というのがありました。
杉と楓が一本の木になっている、大変珍しいものだそうです。
(撮影:2008.9.13)
「舟形石」
貴船にやってきた玉依姫の船を小石で隠したものだからという。なお、今でも航海や旅行にその小石を携帯すると航海・旅行安全のお守りになると言われています。
(撮影:2008.9.13)
「思い川」と「相生の杉」
同じ根から生えた2本の杉の大木がぴったりと寄り添った相生の杉があります。この杉は樹齢1000年ともいわれ、その寄り添う姿が、仲睦まじい老夫婦の姿にたとえられ、相老の杉と親しまれているとか。
緑がいっぱいですし、森林浴にぜひ行ってみてくださいね!