祇園祭では、限定のお菓子もいろいろ発売されます。
このときだけしか食べれない貴重なものもあるので、ぜひ手に入れてみてください
私もゲットしたのは、まだ一部・・。
この中では、吉兆あゆ、鉾調布、巡行餅が好きですね~
●黒主山 食べられるちまき
期間:7月14-16日午後5時から
価格:1200円(1束=3本入り)
黒糖であっさりと味付けした生麩を笹の葉で包み、真夏でも傷まないように真空パックで包装しています。1日100本限定で販売予定なので、早めに引き換え券ゲットを!
さらに、「黒」を取り入れた授与品を数多く用意しています。生地やあんに黒ごまを練り込んだ生八つ橋「黒のおたべ」は、祇園祭限定の黒主山パッケージで販売します。竹炭入りのあぶらとり紙や、黒地に赤のデザインのうちわ、Tシャツや手ぬぐいなども人気です。
●占出山 吉兆鮎
期間:7月13日夕~16日(無くなり次第、販売終了)
価格:1000円(5本入り)
薄く焼いたカステラ風の生地で求肥(ぎゅうひ)を包み、鮎の姿をかたどった焼き菓子。
占出山(うらでやま)は、別名「鮎釣山(あゆつりやま)」と呼ばれ、日本書紀に記された神功皇后(じんぐうこうごう)の伝説を信仰に持っています。このお菓子は、皇后が戦争の勝敗を釣りで占ったところ、鮎が釣れる「吉兆」があった、という故事に由来しています。製造元の大極殿本舗では「桂川 若あゆ」として、夏季限定で販売しています。
●月鉾 宵山だんご
期間:7月14-16日(月鉾、四条傘鉾)、7月9-15日(亀屋良長など)
価格:1365円(1箱10個入り)
白みそ入りのこしあんを求肥で包んだもち菓子。名水「醒ヶ井」を使って作られています。薄紅色の団子は、一つ一つに八坂神社の紋が焼き印されています。三角屋根の箱に入った団子は、鉾にちょうちんがともされている様子を表現。中には厄除け招福の札も添えられています。
期間:通年
価格:315円(3本入り)
今は長刀鉾にしか残っていませんが、昔はどの鉾町の稚児も八坂神社にお参りして、神の使いの資格を授かる儀式がありました。その帰りに稚児は、行列に参加した人たちに楼門前の茶屋でみそだれを付けたもちと飲み物を振る舞った、といわれています。大正時代の初め、稚児の世話をしていた菓子店の主人がこのエピソードをヒントに、甘く炊いた白みそを求肥で包み、氷餅をまぶしたお菓子を考案しました。3本のちご餅が竹皮模様の紙に包まれ、3色の短冊で飾られています。
期間:販売は7月16日のみ。7月1日-10日の間に予約する。
価格:350円(1個)
年に一度、宵山の日しか買うことができない貴重なお菓子。1806年、店の先代が奈良・大峰山で修行中に、夢の中で授かったお告げをもとに作られたと伝えられています。この餅は、無病息災を祈るため、かつて店があった場所の近くにある役行者山に供えられます。お菓子は、小麦粉の生地を薄く焼いた皮に、もちと粉さんしょうを混ぜた白みそをのせて折りたたんだもの。修験者が身にまとう篠懸(すずかけ)を畳んだ形に似せられています。
期間:通年
価格:1050円(1本)
菊水鉾の茶席で使われるお菓子として知られています。したたりが作られたのは38年前。茶席には、もともと普通の季節の生菓子が提供されていましたが、「祭のお菓子として喜ばれるものを」と保存会役員と菓子店主人の西井新太郎さん(69)らが工夫をこらしました。夏の冷菓、金玉糖(きんぎょくとう)を参考にしたもので、寒天に粗目(ざらめ)、水飴(みずあめ)のほか、黒砂糖を加えて煮詰め、棹に流して固めたお菓子です。銘は鉾の伝説で、菊からしたたるつゆを飲み長寿を保ったといわれる菊慈童にちなんでいます。祭の期間中、多いときには1日5、600本が売れるそうで、西井さんは「最初はここまでになるとは思っていなかった。祭に定着してよかった」と喜んでいます。
期間:7月9-15日
価格:231円(1個)
鉾の屋根をかたどった焼き菓子。薄く焼いたスポンジ生地には、京都の名水「醒ヶ井」が使われていて、表面には八坂神社の紋が焼き印されています。粒あんと求肥の2種類の味があります。
●祇園祭こんちきちん 鶴屋吉信(京都市上京区今出川西船橋町340)など
期間:7月11-17日
価格:840円(1箱5個入)
重さが40gと小さめのどら焼き。皮はもっちりとした生地で、餡はつぶあんで、ほどよい甘さです。
●祇園祭巡行餅 鶴屋長生(京都市右京区嵯峨広沢南野町19-25)
期間:7月1日~31日
価格:690円(3個入り)、1150円(5個入り)、2300円(10個入り)
鉾の屋根をかたどり、八坂神社の神紋を押し厄よけを願った京菓子。
小麦粉、卵、もち粉などに白味噌(しろみそ)を加えた生地を丸く焼き、
柚子を練り込んだ求肥を包んで畳みます。