四天王寺散策ツアーに参加してきました。
去年はまた天王寺の寺町を巡っているので、またご覧ください。
ツアーだと、人数が多いし、時間も限られるので、
人が映らないように、話を聞きながら、さっさと写真撮るのはなかなか難しいです・・。
西門にある石鳥居は、日本三鳥居のひとつ。
あとは、吉野の銅鳥居と、厳島神社です。
吉野の銅鳥居はこちらにアップしています。
ちりとりの形になっているのもおもしろいですね。
聖徳太子が願いを拾って叶えるためだそうです。
また、扁額に「釈迦如来、転法輪処、当極楽土、東門中心」と書かれています。インドから見て東門だからなんですって。
これは、かえるだったそうで、今はよくわかりませんが・・。
扁額が箕(み)で、「みかえる」という意味があるそうです。
これはぽんぽん石といい、耳をあてると、あの世の先祖の声が聞こえるのだそうです。
これは引導石。葬送の時に、棺を引導石の前に置き、
鐘を三度鳴らすと、聖徳太子様が極楽浄土に導いてくれるそうです。
これ、よく見ると、橋になっているんです。この下を川が流れていたんですって。
極楽門から石鳥居を見たところ。
春秋のお彼岸の時、極楽門から鳥居越しに夕陽がきれいなのだそう。
極楽門の下には、転法輪がありました。
極楽門を入って、四天王寺の伽藍配置の説明を聞きました。
近くに、「義経よろい掛け松」というのがありました。
そこから南の万灯院へ。
木槌と木臼があり、痛い所をさすると治るといわれているそうです。(写真忘れちゃった・・)
そして、中門、仁王門。
飛鳥時代創建当初の様式を再現したもの。
仁王門の阿吽像は東大寺に次いで2番目の大きさだそうです。
「阿」は物事の最初を、「吽」は最後を表すとされ、阿吽の呼吸で山門を守護しています。
そして、東重門へ。
ここから金堂の卍模様と緑色の鳥居のようなものが見えます。
これは物部守屋の怨魂が啄木鳥となって襲来し、
聖徳太子が白い鷹になって追い払ったという言い伝えがあり、その止まり木だそうです。
ちょうどその時猫がとことこ・・。中を覗きながら通り過ぎていきました。
ちょうどこの向かいに。猫の門が!(笑)
眠り猫がいて、元朝に3回鳴くそうです。
そして太子殿へ。この奥に守屋の祠があります。
この飛び石の一部に石臼が使われていました。
最後に南鐘堂へ。
ここの鐘をつくと極楽浄土にいけるとか。
中は写真禁止でしたが、天井がとても華やかでした。
撞き方も紐を下に引っ張るという・・ちょっと変わっていました。
南大門のところには、熊野権現礼拝石があり、東大門には伊勢神宮遥拝石があるという・・これも変わってますよね。
他にも亀の池とか石舞台、六時堂、極楽浄土の庭など・・いろいろ見たかった!
庚申堂も行きたかった!
時間なかったので、またゆっくり行ってみたいですね。