京都散歩道

数年前、某SNSで活動していた「京都散歩道」。このたびブログにて復活しました。京都をいろいろ巡っていますので、少しずつご紹介していけたらと思います。最近は平安京巡りにはまり中。過去のデータを移行したら、写真が一部見れないので、また修正します!まとめサイト等、他サイトへの文章・写真の転載はお断りします。

大阪、四天王寺散策

四天王寺散策ツアーに参加してきました。

去年はまた天王寺の寺町を巡っているので、またご覧ください。

 

kyotomichi.hatenablog.com

ツアーだと、人数が多いし、時間も限られるので、

人が映らないように、話を聞きながら、さっさと写真撮るのはなかなか難しいです・・。


西門にある石鳥居は、日本三鳥居のひとつ。

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あとは、吉野の銅鳥居と、厳島神社です。

吉野の銅鳥居はこちらにアップしています。

kyotomichi.hatenablog.com


ちりとりの形になっているのもおもしろいですね。
聖徳太子が願いを拾って叶えるためだそうです。
また、扁額に「釈迦如来、転法輪処、当極楽土、東門中心」と書かれています。インドから見て東門だからなんですって。

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これは、かえるだったそうで、今はよくわかりませんが・・。

扁額が箕(み)で、「みかえる」という意味があるそうです。

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これはぽんぽん石といい、耳をあてると、あの世の先祖の声が聞こえるのだそうです。

 

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これは引導石。葬送の時に、棺を引導石の前に置き、

鐘を三度鳴らすと、聖徳太子様が極楽浄土に導いてくれるそうです。

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これ、よく見ると、橋になっているんです。この下を川が流れていたんですって。

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極楽門から石鳥居を見たところ。

春秋のお彼岸の時、極楽門から鳥居越しに夕陽がきれいなのだそう。

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極楽門の下には、転法輪がありました。

極楽門を入って、四天王寺の伽藍配置の説明を聞きました。

 

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近くに、「義経よろい掛け松」というのがありました。

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そこから南の万灯院へ。

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木槌と木臼があり、痛い所をさすると治るといわれているそうです。(写真忘れちゃった・・)

そして、中門、仁王門。

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飛鳥時代創建当初の様式を再現したもの。

仁王門の阿吽像は東大寺に次いで2番目の大きさだそうです。

「阿」は物事の最初を、「吽」は最後を表すとされ、阿吽の呼吸で山門を守護しています。

そして、東重門へ。

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ここから金堂の卍模様と緑色の鳥居のようなものが見えます。
これは物部守屋の怨魂が啄木鳥となって襲来し、
聖徳太子が白い鷹になって追い払ったという言い伝えがあり、その止まり木だそうです。
ちょうどその時猫がとことこ・・。中を覗きながら通り過ぎていきました。

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ちょうどこの向かいに。猫の門が!(笑)

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眠り猫がいて、元朝に3回鳴くそうです。

そして太子殿へ。この奥に守屋の祠があります。

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この飛び石の一部に石臼が使われていました。
最後に南鐘堂へ。

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ここの鐘をつくと極楽浄土にいけるとか。
中は写真禁止でしたが、天井がとても華やかでした。
撞き方も紐を下に引っ張るという・・ちょっと変わっていました。

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南大門のところには、熊野権現礼拝石があり、東大門には伊勢神宮遥拝石があるという・・これも変わってますよね。

他にも亀の池とか石舞台、六時堂、極楽浄土の庭など・・いろいろ見たかった!

庚申堂も行きたかった!
時間なかったので、またゆっくり行ってみたいですね。