住所:中京区西洞院通四条上ル
(2011年撮影)
応仁の乱以前からある山で、「蟷螂の斧を持って降車の轍(わだち)をふせがんと欲す」という中国の故事に由来しています。
南北朝時代、足利義詮と戦って死んだ当町の四条隆資(たかすけ)卿武者ぶりが蟷螂の斧のようだったことから、彼の死後25年目の永和2年(1376)、渡来人で当町居住の陳外郎大年宗奇(ちんういろうたいねんそうき)が、四条家の御所車に蟷螂を乗せて巡行したのが始まりといわれています。
その後の戦火で、安政4年(1857)を最後に巡行しなくなりましたが、昭和56年に117年ぶりに再興されました。
蟷螂と御所車の車輪が動く、山鉾唯一のからくり山として人気です。
(2018年撮影、巡行前)
(左2015年、右2017年撮影)
かまきりの折り紙もかわいいです。
(2015年撮影 お会所飾り)
※2016年から場所が、山の隣に変更になっています。
右:胴掛け 羽田登喜雄作 「瑞光孔雀之図」
水引:羽田登喜雄作「吉祥橘蟷螂図」
左:胴掛 羽田登喜雄作「瑞園浮遊之図」
右」前掛 羽田登喜雄作「瑞祥鶴浴之図」
今や人気となったかまきりみくじですが、その前は紐を引っ張るとかまきりの羽が上下に動くというものでした。この時から好きで毎年引っ張りに行っていました。
これが壊れてしまっておみくじになったそうな。
(左:2016年、右2018年撮影)角房金具
(2015年撮影)
見送り:羽田登喜雄作 「瑞園飛翔之図」
「やあやあ」とあいさつしているようにも見えます。
かまきりおみくじ
2007年より初登場。自分で手元のハンドルを回すと、かまきりが一周して、おみくじを授与してくれます。これがかわいくて、毎年行ってしまいます。
2018年は山一番だったので、粽を奮発してみました。
金幣の数量限定粽です。
通常1000円ですが、これは3000円になります。
御利益ありますように・・。