京都散歩道

数年前、某SNSで活動していた「京都散歩道」。このたびブログにて復活しました。京都をいろいろ巡っていますので、少しずつご紹介していけたらと思います。最近は平安京巡りにはまり中。過去のデータを移行したら、写真が一部見れないので、また修正します!まとめサイト等、他サイトへの文章・写真の転載はお断りします。

北野天満宮 宝刀展Ⅳ&梅

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再び!宝刀展へ行ってきました。

ん?Ⅳ? そんなにやってたのね。

前回のはこちら。

kyotomichi.hatenablog.com

 

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前回、御朱印帳を買わなかったことを悔やんでいたので、

それとこのクリアファイル入り刀剣神影が欲しかった!

 

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逢いたかった・・鬼切丸!

前回なかった鞘まであります!

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そして刀入れの中もオープン!

なんだか胸がザワザワ・・。

 

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そして今回新たに、木造鬼神像十三体がありました。

平安時代の有職故実書の天慶元年(938)の記事に取り上げられている、邪霊の親友を防ぐため平安京の街路の辻々に立てられた岐神・御霊であることがわかり、国の重要文化財に指定されています。

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なんだかちょっと愛らしい・・♥

これは蔵王権現の原型とみられるそうです。

他はほぼ同じものでした。

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去年は粟餅を食べたから、今年は長五郎餅w

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北野さんの名物です。

天正年間、河内屋長五郎という人が、茶菓を完成させました。この時代はまだ味も見た目も素朴なものが主流で、羽二重餅であんがくるまれています。

天正15年、陰暦10月1日、豊臣秀吉が、北野大茶会を催した時に、茶菓としてこの餅が用いられ、秀吉から「長五郎餅」と命名を賜りました。

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この近くに、一つの木からピンクと白の梅の花が咲いている木があります。

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額に入れて飾りたいくらい♪(場所ないけど)

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朱印帳・・なぜか紙だった!

えー、私の前の人書いてもらってたのに?

ちなみに本体1500円、カバー1500円ってことがわかっていなかった。

その人は、両方買ってたからかなぁ。

ちょっとぼけーっとしてたので、そこまでチェックしてなかった。

帰って見てびっくり、

「カバーないの?紙なの?」みたいな^^;

電話して聞いちゃいましたよ。

まーいいけど。

どっちかといえば、御朱印帳より、刀剣神影のがうれしい。

上賀茂神社(賀茂別雷神社 かもわけいかづちじんじゃ)

 

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紀元祭でせっかく上賀茂さんへ行ったので、本殿へお参り。

祭神:賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)

雷を別けるほどの力があるとされています。

 

賀茂神社の三井社に、賀茂氏の祖先、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と妻の伊賀古夜日賣命(いかこやひめのみこと)、娘の玉依媛賣命(たまよりひめのみこと)が祭られていますが、

この玉依媛が瀬見の小川で遊んでいたところ、川上から丹塗矢が流れてきた。それを持ち帰ったところ懐妊します。これが賀茂別雷大神だといわれています。

 

※ 玉依姫と賀茂玉依媛は異なります。

詳しくはこちらをどうぞ。瀬見の小川の事も書いています。

kyotomichi.hatenablog.com

 

そういえばあまりちゃんとお参りしたことなかったなぁと思って、

摂社もぐるりと回ることにしました。

 

紀元祭の様子はこちら。

kyotomichi.hatenablog.com

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本殿の右側の階段を上がったところにあります。

 

末社⑬山尾神社(左奥)

祭神:大山津美神(おおやまつみのかみ)

建築業守護の神様だそうです。

 

摂社②新宮神社(正面)

祭神:高龗神(たかおかみのかみ)

心を豊かにし、身体を守る神様だそうです。

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片山御子神社(片岡社)

祭神:賀茂玉依姫命かもたまよりひめのみこと)

こちらは、縁結びの神社としても知られていますね。

上賀茂神社の祭神、賀茂別雷大神の母神になります。

 

で、横から見て・・あれ?

今まで正面で拝んでなかったのね・・!

まったく気づかなかった。

ってことは怨霊?

伝説からしても、玉依媛は賀茂別雷大神に強姦されたんじゃないかと思ってしまう。もしかしたらほかに好きな人がいて結ばれなかったから、縁結びの神なんじゃないかな・・なんて。

 

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 絵馬がとってもかわいらしいです。

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摂社⑧須波神社

祭神:阿須波神(あすはのかみ)

   波比祇神(はひぎのかみ)

   生井神(いくいのかみ)

   福井神(さくいのかみ)

   綱長井神(つなながいのかみ)

心を鎮める癒しの神だそうです。

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紫式部歌碑

ほととぎす 声まつほどは 片岡の

 もりかしづくに 立ちやぬれまし

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ならの小川の方はあまり歩いたことがなかったです・・。

雪もあったのもあって、なかなか雰囲気いいですね。

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末社⑫ 岩本神社

祭神:底筒男神(そこづつのおのかみ)

   中筒男神(なかづつのおのかみ)

   表筒男神(うわづつのおのかみ)

交通安全の神様とありました。

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摂社⑥ 賀茂山口神社

祭神:御歳神(みとしのかみ)

商売繁盛・子供の成長を見守る神様とありました。

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今回の一番の目的はこちら。

双葉姫稲荷神社

こんなのあったの??というほど気づかなかった・・。

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結構遠い・・一人はかなり心細く感じます。

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八嶋龍神

由緒書きより

「抑々も此の八嶋龍神古来鎮座あられ處、此の地より南に約150m下の畑地に神宮寺と当り補する社寺の庭園に1500坪の池ありし中央の嶋を辨天嶋と名付茲(ここ)に

八嶋龍神鎮座なされしなり

右寺地元賀茂別雷神社の境内地なりしが、明治維新に依り廃寺となり寺跡は民家に収め下され故に龍神鎮座の霊地も耕地と化し来しが今回信者相寄り茲に昭和の維新を基として霊神の鎮ります地を神宮寺境内なりし此神宮寺山の霊地に御鎮座せし由縁なり。

御神厳は其辨天嶋にありし主岩石なり

 因って茲に後古に傳なるなり

昭和31年2月8日」

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これがその辨天嶋の岩石なんでしょうね。

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天之斑駒神社(あめのふちこまじんじゃ)

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金比羅大権現、三●(月に豊)不動明王

この上にある中では、一番ここがすごい気がしました。

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稲荷大明神

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ここから大文字がよく見えます。

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帰りはまた雰囲気が違いますね。

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摂社⑤奈良神社

祭神:奈良刀自神(ならとじのかみ)

学業成就、料理技術向上の神様だそうです。

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願い石(陰陽石) 開門:9時から16時

渉渓園の中にあります。

「古く龍の住む池があったと言われ、池の底より出土した「陰陽石」は陰と陽が極まり融合した(実った)姿を現しています。両手で同時に手を触れそのお力をいただいてから、賀茂山口神社にお参りください」

とありました。

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園内からは、先ほどの賀茂山口神社の裏側が見えました。f:id:kyotomichi:20180331203923j:plain

末社⑨棚尾神社

祭神:櫛岩窓神(くしいわまどのかみ)

   豊石窓神(とよいわまどのかみ)

家内安全、家族の絆を強める神様とあります。

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末社⑩川尾神社

祭神:罔象女神(みずはのめのかみ)

迷いを取り除く神様だそうです。

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神馬舎

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藤原家隆の歌碑

風そよぐ ならの小川の 夕暮れや

みそぎそ夏のしるしなりける

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末社⑯山森神社

祭神:素戔嗚神(すさのおのかみ)

   稲田姫神(いなだひめのかみ)

   田心姫神(たごりひめのかみ)

病気を治す神様だそうです。

 

田心姫は、素戔嗚尊の子で宗像三女神の一柱。

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末社⑰梶田神社

祭神:瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)

下の病の神様だそうです。

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最後は、バス停前の葵家やきもちさんで、名物のやきもち♪

 

 

 

2月11日 紀元祭 in上賀茂神社

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紀元祭に行ったことがなかったので、

一度行ってみようと思い、上賀茂神社に行ってきました。

この日はすごい雪・・。

朝9時頃です。

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細殿前では、剣道の奉納がありました。

少しでも見れてよかった。

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まずは御本殿へお参り。

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前に双葉葵のタクシーに乗ったので、

その記念品授与にも寄ってきました。

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頂いたのはこんなシールでした。

 

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10時前に、二の鳥居前に移動~。

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ここで、国旗掲揚・国歌斉唱があります。

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見てください、裸足ですよ・・!

雪も降っているというのに、これにはびっくりでした。

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土舎へ移動します。

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ここで身を清めます。

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使用した紙垂は、川へ流します。

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10時~10時45分まで、本殿にて祭典が行われます。

ほぼ同時間に、細殿前で空手奉納も行われています。

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蹴鞠の鞠足さんたちも一緒に・・。

蹴鞠についてはこちらをどうぞ。

ブログに書いたと思っていたら・・ないっ!

いやでも確かに書いたはず・・と思ったらこちらに書いておりましたw

kossmag.com

 

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舞殿(橋殿)で参拝されます。

でも・・なんでここで参拝するんだろう??

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人がいないとこんな感じです。

川の上に建てられたもので、橋のようになっているので、橋殿といわれますが、誰かを祀っているわけではないのにな。

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11時~11時50分まで蹴鞠奉納が行われます。

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こんな感じでいったん配置につかれます。

上賀茂神社は比較的すいているので、下鴨神社に比べてもゆったりと見れますし、場所移動もしやすいです。

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蹴鞠は何度か見ているので、少しだけ見て、摂社巡りをしました。

このあたりについてはまたいづれ。

 

石清水八幡宮 鬼やらい神事

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やってきました、二度目の八幡市

行きはケーブルで・・^^;

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節分行事だからなのか、前に来た時よりすごい人です。

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厄除けまいりというのがあったからかもしれませんね。

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神矢を受けた方の御祈祷をされていました。

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神事の直前は誰もいなくなるのでシャッターチャンス!

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最初はこんなにいいお天気だったんですけどね・・だんだん雲行きが怪しくなってしまったのが残念でした。

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2時間前に場所取りしていたので、細工などを眺めていましたw

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まず、「鬼やらい人」が、四方(東北・東南・西南・西北)と今年の恵方(南南東)を、邪気を祓うとされる桃の枝で飾り付けられた桃弓で射抜きます。

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続いて、桃の枝で作られた桃剣で、

「鬼やろう」の掛け声とともに四方と恵方を打ちます。

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さて、鬼が4人登場です。

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まるで本殿に攻め入るかのように鬼がやってきます。

そこを、鬼やらい人、年男・年女が、

「鬼やろう」の掛け声をかけながら、「福豆」を撒きます。

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播く人たちの笑顔がまた・・本当に楽しそう。

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赤鬼さんの棍棒、勢い余って折れてしまいました。

ここで鬼さんたちは、撤退していきました。

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そして、福豆争奪戦!

私の近くにいた子供たちがすごいこと・・。

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私も一つゲット♪

・・というか、偶然にもカバンにストライクしたものでしたw

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お昼は、厄除けうどんをいただきました。

帰りはふらふらと散策しながら、ケーブルを使わずにおりました。

神社のことはまた別途書きたいと思います。

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八幡市に来たら、やはりここは寄らないといけませんよね~。

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今回は走井餅と苺大福、抹茶のセットにしました。

 

泉涌寺 七福神めぐり

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泉涌寺七福神めぐりは、毎年成人の日に開催されます。

実際は、福禄寿・弁財天・恵比須神布袋尊・大黒天・毘沙門天・寿老人の七福神に、番外で愛染明王楊貴妃観音を加えた九福神になります。

中国では「九」は最大の吉数で、「久しく」福が続くように・・という意味があるそうです。

京都市内の七福神めぐりはしたことがあるのですが、

こちらはずっと気になりつつしたことがありませんでした。

なので、一度は行ってみようと思って、新熊野神社のついでに行ってみました。

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第一番 即成院 福禄寿

福笹(無料)を入り口でもらって、番号順に巡っていきます。

そして各寺院を巡って吉兆(有料 300~)をつけていきます。

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こちらには、那須与一公の墓所がありました。

弓の名手で、屋島の戦いで、平家側の船に立てられた扇を見事射落としたことで有名な人ですね。

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人が多すぎて切れ目がないので、こんな写真になりましたが。

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二番 戒光寺 弁財天

融通弁財天ともいい、手が8本あります。

融通を聞かせてあらゆる願いを聞いて下さるとか。

秘仏で年2回(1月9日/11月3日 弁財天大祭)だけ公開されます。

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こちらの近くで小豆粥の接待がありました。

ゆかりがはいっています。

ふうふう吹くと福が逃げるそうです。(笑)

小豆は厄除けの意味があるので、ありがたくいただきました。

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番外 新善光寺 愛染明王

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大日如来の変化神で、全身真っ赤で憤怒の相を表しています。

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子守り大師

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第三番 今熊野観音寺 恵比寿

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屋根の上は中国っぽいですね。

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恵比寿像にびっくり。

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第四番 来迎院 布袋尊

木造の荒神座像とその護法神五躯は鎌倉時代のもので、重要文化財に指定されています。

忠臣蔵で知られる大石良雄が山科に浪宅を構えたころ、寺請証文を受けた関係から、大石の寄進による茶室・含翠軒や大石の念持仏とされる勝軍地蔵尊をはじめ、赤穂浪士に関する遺品を多く蔵しています。

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石の船?に布袋さんがいっぱいっ。

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舎利殿

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泉涌水屋形

「名前の由来となった清泉を覆う屋形。寛文8年(1668)に再興。

桟唐戸で上部に欄間があり、屋根には軒唐破風。

内部は別所如閑筆の蟠龍図のある鏡天井。

平安時代左大臣藤原緒継が神修上人に帰依して法輪寺を建立し、その後寺は仙遊寺と改修されました。泉涌寺の開山俊芿律師が仙遊寺の地を寄進され、中国宋を手本とした伽藍の造営を志した際、ここに清泉が湧き出たので寺名を泉涌寺に改めたと伝えられています。」

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浴室

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仏殿

阿弥陀、釈迦、弥勒三尊仏や大涅槃図などがみられます。

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番外 楊貴妃観音堂

色鮮やかで美しい楊貴妃観音が見られます。

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経堂

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第五番 雲龍院 大黒天

入り口ではお下がりのお餅を配っていました。

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第六番 悲田院 毘沙門天

「身寄りのない老人や貧しい人、親のない子供を収容する福祉施設だそうです。難波京平城京内に設けられ、平安京でも東西2箇所の悲田院が設けられました。

寺伝によると、鎌倉時代の延慶元年(1308)、無人如導により安居院(上京区)に天台・真言・禅・浄土の四宗兼学の寺院として建立され、平安京悲田院の名が引き継がれました。

後花園天皇勅願寺とし、これより代々の住職は天皇の綸旨を賜り、紫衣参内が許されました。」

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ここからの眺めがまたよいですね。

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第七番 法音院 寿老院

鎌倉時代末期、嘉暦元年(1326)創建。応仁の乱により焼亡。

江戸時代初期、寛文5年(1665)に再建。書院は伏見桃山城の遺構の一部。

洛陽三十三観音霊場第25番札所で、これで以前訪れたことがありました。

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法音院鎮守社(三社明神)

八幡大菩薩、春日大明神、天照太神宮 

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神鹿

鹿を神使いとする春日大明神の本地仏(本来の姿である仏様)が、本尊でもある不空羂索観音であり、また七福神の寿老人も鹿を神使いとしていることから安置されました。

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さてこれで全部まわりました!

福笹はこんな感じになりました。

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吉兆はこんな感じになりました。

ん・・1個足りない?

ありゃ・・楊貴妃観音かなぁ。

雨が降るし、重いし、2時間くらいかかって大変でした。

新年早々のいい運動になりますね。