京都散歩道

数年前、某SNSで活動していた「京都散歩道」。このたびブログにて復活しました。京都をいろいろ巡っていますので、少しずつご紹介していけたらと思います。最近は平安京巡りにはまり中。過去のデータを移行したら、写真が一部見れないので、また修正します!まとめサイト等、他サイトへの文章・写真の転載はお断りします。

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

祇園祭の最終日のみ授与される、茅輪御守と厄除粟餅

7月31日、八坂神社の摂社、疫神社にて、夏越祭が行われます。 鳥居に大きな茅の輪が取り付けられ、それをくぐって厄を祓います。 これにより、1か月も続いた祇園祭の幕が閉じられます。 朝10時から神事が行われるのですが・・どうしてもいけない。 夕方駆け…

祇園祭で授与される、食べられない粽

祇園祭の期間中は、各場所で粽が授与されます。 ただし、食べるものではなく、軒下に吊るす厄除け粽です。 この風習は、故事に基づいています。 武塔天神が旅に出たとき、裕福な巨旦将来に宿を貸してほしいと頼んだところ断られてしまいます。 ですが、貧し…

祇園祭の期間中のみ授与される御朱印

祇園祭の期間中(7月1日~31日)のみ、 御朱印は、祇園祭にちなんで「御霊会」が授与されます。 通常はこちらの「祇園社」 四神にちなんだ、「青竜」というのもあります。

祇園祭の2週間だけ食べられる稚児餅

こちらは、八坂神社南門前にある「二軒茶屋 中村楼」の稚児餅。 祇園祭の7月14日~31日までの2週間だけしか食べられないのです。 拾遺都名所図会(天明六(1786)年の再板本) 二軒茶屋(日文研HP) 「阿蘭陀が細工にいかぬ我国の祇園豆腐のやはらかな音」…

祇園祭の24日にだけ扉が開かれる、大政所御旅所(おおまんどころおたびしょ)

17日の神幸祭で、八坂神社の神霊が3基の神輿(中御座、東御座、西御座)に移され、 祇園社の御旅所(四条寺町)でお迎えします。 24日の還幸祭で、その神輿が、御旅所から八坂神社へ帰られます。 御旅所はかつて2か所あり、それは現在地とは異なっていまし…

7月19日 北観音山、南観音山、大船鉾 鉾建て

14時頃、北観音山へ着くと、ちょうど松の木を切って、柱にくくりつけ、尾長鳥もつけるところでした。 なるほどー、こんな風に松の木をつけていたのですね。 木を削って、柱と合わせて、輪で止めて、さらに細めの縄でまいてから、太めの縄でまいて・・手間が…

7月18日 大船鉾 鉾建て&月鉾 解体

大船鉾の鉾建てが始まりました。 去年の粽を返しに来たついでに来ました。 13時半頃です。 だんだん船の形ができてくるのは、わくわくしますね。 船の一部になります。 続いて月鉾です。 こちらは前祭りのため解体作業です。 このあと予定があったので、チラ…

膏薬辻子(こうやくのずし)、京都神田明神、化粧水(けしょうのみず)

四条新町通と西洞院通の間、四条通から綾小路通までの細道を、 「膏薬辻子」といいます。 明治2年(1869)に、新釜座町(しんかまんざちょう)と命名されるまでは、 地域の名称としても用いられていました。 三条通のこのあたりに釜座町があり、三条より北に…

7月17日 神幸祭(神輿、御旅所、冠者殿社)

お神輿、少しでもいいから見たいと思って、祇園へ・・。 四若を見れましたが、ここで折り返しとなり、戻っていきました。 えぇ・・!! 神輿の順路って複雑すぎて・・いまどこーって探してしまいます。 あきらめて高島屋の展示を見てきました。 それから御旅所…

7月17日 巡行

山伏山が町内に帰ってきました。 電線が・・怖すぎますね。 そして郭巨山。 芦刈山の荷茶屋。 さて、御池に出て、菊水鉾! 左が鶏鉾、右が白楽天山 担い手のお兄さんが良い感じでしたw 鶏鉾の囃子方も雨の中お疲れ様です。 手ぬぐいが色とりどりできれいで…

【総まとめ編】祇園祭 山鉾 菊水鉾

住所:中京区室町通四条上ル菊水鉾町 鉾名は、町内の菊水井戸にちなんで付けられました。 「中世、室町時代、当地に夷を祀る社があり、社殿の隅に名水「菊水の井」がありました。茶道の始祖千利休が師事した、茶人の先覚者武野紹鴎は、この井をこよなく愛し…

7月17日 巡行の日の朝を迎える山鉾(函谷鉾、月鉾、放下鉾)

朝、8時20分頃。函谷鉾。 巡行の朝は、たいていこんな感じで記念撮影をしているところが多く見られます。こういうのを見るのも結構好きです。 月鉾。 こちらはまだ巡行のための最終チェック中です。 放下鉾 辻回しにつかうものですね。

7月16日 保昌山(ほうしょうやま)

下京区東洞院通松原上ル燈籠町にあります。 台風ということもあり、 保昌山も見送りや胴掛けなどが外され、寂しい感じになっていました・・。 それでもこんなに人だかり・・さすがですね。 私の目的は、縁結びのお守り・・ではなく、お飾りです。 これは中国…

7月16日 豊園泉正寺榊(ほうえんせんしょうじさかき)

「豊園泉正寺榊(ほうえんおんまさかき)」は、神幸祭、還幸祭の神輿を先導します。もともと神輿三基の前をそれぞれ先導していた榊があったそうですが、これが唯一現存するものだそうです。東洞院仏光寺東入ル に、16日に建てられます。 今年は台風の影響も…

【総まとめ編】 祇園祭 斎竹建(いみだけたて) 7月15日

17日の山鉾巡行時、長刀鉾稚児が四条麩屋町に張られた注連縄を、太刀で切る「注連縄切り」という行事があります。 その注連縄を張るために、葉付の斎竹が四条麩屋町に建てられます。 これを斎竹建てといいます。 古来より、高橋町の人々がされています。 た…

7月15日 宵々山(亀屋良長、四条傘鉾、郭巨山、函谷鉾、孟宗山)

四条堀川近くの亀屋良長へ。これまでに見たことのないほどの行列にびっくりしました。 もちろん目的はかき氷です。 ここのを食べたら、他のところのは食べられませんっ。 こちらの井戸水を使用したかき氷で、白玉も入っています。 15,16日のみ販売されていま…

松尾大社の道祖神(唐橋)

東寺西門通り御前の交差するところに、 松尾大社の道祖神があります。 案内板によると 「ここ唐橋は「松尾大社」の氏子になります。 松尾大社は大宝元年(701)に秦都理が創建した古社で、お酒の神様として知られています。その松尾大社が天下泰平・五穀豊穣…

平等寺(因幡薬師)

松原通の、烏丸通りと東洞院通りの間に、平等寺(因幡薬師)はあります。 案内板によると 「長徳3年(997)、因幡(現在の鳥取県)国司橘行平が、任を終えて帰京の途中、夢のお告げに従って因幡賀瑠津の海中から引き揚げ、安置しておいた薬師如来像が、行平…

松原通 史跡めぐり(明王院不動寺、祇園床、鉄輪ノ井、命婦稲荷社、夕顔の墳)

案内板によると、 「松原通は、平安京造営時には「五条大路」であり、幅八丈(二十四メートル)の大通りでした。 平安時代の中ごろには人口も最も多く重要な通りで会ったと思われます。源氏物語に描かれている五条大路は下町っぽい描写で、源氏と夕顔の出会…

7月12日 曳き初め 函谷鉾、長刀鉾

今年は、長刀鉾のお稚児さんおっかけをしようと思い、 曳き初めの長刀鉾へいきました。 四条烏丸に2時頃つきました。 そしたら、函谷鉾の曳き初めも見れました! 14時15分頃です。 慌てて撮ったので、明るさバラバラ・・^^; ただ、こちらを注力すると、長刀…

平安京・上御霊神社周辺 (上御霊神社、応仁の乱勃発地、猿田彦神社、緒方光琳宅蹟、水田玉雲堂)

参考:日文研 花洛往古図(内容年代:平安時代末期-鎌倉時代) 平安京の北側に、上御霊社(かみごりょうしゃ)がありました。 これが今の上御霊神社になります。 今回はこのあたりを散策しました。 平安時代の地図を現代の地図に置き換えるとこんな感じにな…

7月10日 鉾建て(鶏鉾)

18時15分ごろ、鶏鉾に来たら…ちょうど真木(しんぎ)を上げるところでした。20mを超える真木に、鉾頭や榊の葉を取り付け、立ち上げていきます。カメラの充電に気を付けていたのですが、切れてしまってスマホにて。 残念すぎる・・。 19時頃、鶏鉾の鉾頭が、無…

7月10日 鉾建て(菊水鉾、月鉾、函谷鉾、長刀鉾)

仕事帰りに・・いてもたってもいられずふらふら。 三条室町通りを南下しました。 18時頃です。 菊水はもう終わってました。 そして月鉾。 誰もいないのが、寂しいです・・。 そして函谷鉾も終わってました。 長刀鉾も・・早すぎ。 この縄目が美しくて、楽し…

7月9日 鷹山 二階囃子最終日

本日は、鷹山の二階囃子の最終日。 ちょっとご縁があり、 始まる前に、二階へお邪魔し、撮影させていただきました。貴重な経験・・ありがとうございます!(許可は得ておりますが、内部的なものなので、単発アップは控えました。 浴衣の柄を改めて見ましたが…

鷹山 お囃子の予定と授与品

☆鷹山お囃子の予定☆ 5日 14時~ 粽作り 5~9日 19時半~21時半 二階囃子 すし善16日 20時~21時 出囃子 印幡薬師21日 17時半~18時40分 出囃子 ちおん舎 JR東海の会員限定イベント21日 19時半~21時 出囃子 京都文化芸術センター 京都市エコ屋台村22日 19時…

7月6日 鷹山 二階囃子

休み山の「鷹山」では、 昨日から二階囃子が行われております。 場所は、三条新町「すし膳」さんの二階です。 二階囃子は、あと7月6日(月)と7日(火)の夜(19:30頃~21:30頃)に行われる予定ですので、チェック! 今年は町外への粽授与もあるそうです。 数が…

新玉津島神社(にいたまつしまじんじゃ)

烏丸松原通を西に行くと、南側にあります。 案内板によると、 文治2年(1186)後鳥羽天皇の勅命により、藤原定家の父藤原俊成が、五条大路(現在の松原通)烏丸から室町にかけての自分の邸宅地に、和歌山県和歌浦の玉津島神社に祀られている歌道の神「衣通朗…

お茶席&能 in大西常商店 

長刀鉾の太平の舞のあとは、 大西常商店さんのイベントにいってきました。 木賊張り(とくさばり) 竹を半分に割り、正面から釘を打たずに、隙間なく並べた壁です。 供待 商談で店に北主人と丁稚奉公して行動を共に来る人(丁稚さん)が商談をするまで待って…

7月5日 長刀鉾の稚児舞(太平の舞)

14時、長刀鉾会所前に到着。始まる1時間前より少し早めに着いたけど、すでに人がいっぱい。京都新聞社さんの真横で待機しましたが、脚立があるのがうらやましいです。 14時40分、お稚児さんと禿さんたちが会所に来ました。心の準備もカメラの準備もしてなく…