東寺西門通り御前の交差するところに、
案内板によると
「ここ唐橋は「松尾大社」の氏子になります。
松尾大社は大宝元年(701)に秦都理が創建した古社で、お酒の神様として知られています。その松尾大社が天下泰平・五穀豊穣や地域活性を祈願する春祭が「松尾祭」です。
松尾祭の歴史は古く、平安時代初期の木簡にはすでに行われていた記載が見られます。幾多の盛衰を辿り連綿と今日にいたる御祭です。
現在の松尾祭は神幸祭と還幸祭の両祭から成り、神幸祭は「おいで」と呼ばれ、4月20日以降の日曜日、還幸祭は「おかえり」と呼ばれ、神幸祭より21日目の日曜日に祭礼されます。
神幸は一基の唐櫃「月読社」と六基の神輿「四之社」「衣手社」「三の宮社」「宗像社」「櫟谷社(いちたにしゃ)」そして「大宮社」の順番にて巡行します。
大宮社の神輿は「大山咋神(おおやまくいのかみ)」と「中津姫命(なかつひめのみこと)」の松尾二柱大明神が奉斎され親神輿と云われるここ唐橋の御神輿です。