松尾大社・・そういえばまだまとめてなかった。
今回ざっとしか撮っていないので、詳細は後回しにして。
梅宮大社にいったついでに行ってきました。
赤鳥居の上部に榊の小枝を束ねたものが垂れ下がっていますが、
これを脇勧請(わきかんじょう)といいます。
この形は、鳥居の原始形式を示すもので、榊の束は十二(閏年は十三)あり、月々の農作物の出来具合を占った太古の風俗のそのままに伝えているといわれています。
これは神幸祭の神輿の川渡しの御船、駕輿丁船(かよちょうぶね)といいます。
4月20日以後の第一日曜日に神幸祭(おいで)、21日後に還幸祭(おかえり)が行われます。この神幸祭の時に、神輿六基と唐櫃が氏子地域を巡航し、その途中で桂離宮の東側の桂川で船渡御が行われます。
昭和五十八年に復旧し、平成八年に駕輿丁船二隻が復活しました。
まだ川を渡るところは見損ねているので、リベンジしたいですね。
(雨風が強かったりすると中止になります)
本殿では、十三参りの神事が行われていました。
前から行こうと思っていたお酒の資料館。
いつも時間がなくて行きそびれてようやく行きました。
松尾大神神楽面
「岡山県西部に伝わる民俗芸能「備中神楽」に、素戔嗚尊が八岐大蛇を退治する演目「大蛇退治」があり、その一幕に、松尾大神が素戔嗚尊から大蛇を酔いつぶすためお酒を依頼され、酒造りをする場面があります。
松尾大神は、茶利という道化役で、歌謡曲や浪曲・民謡などに漫才的なおしゃべりを混ぜて観客を笑わせます。」
翁の姿であらわれた、松尾の神
「醸造安全祈願祭 上卯祭では、大蔵流茂山社中による狂言「福の神」が奉納されます。「福の神」の舞台は、大晦日二人の参詣人が神前で「福は内へ、福は内へ」とはやしながら豆まきをしていると、福の神が笑いながら登場し、松尾の神について語ります。
「松尾の大明神は神々の酒奉行じゃによって、これへ進上申さねば、余の神々のいっこう受けとらせられぬいやい」
この狂言は、室町時代末期から安土桃山時代にかけて活躍した狂言師の台本をもとにしたといわれています。
日本では神様は翁の姿であらわれるといいます。松尾大社の神幸祭、還幸祭の先頭を行く榊御面は、翁の面がついていますが、松尾の神をあらわしいているといわれています。松尾の神が、翁の姿で空也証人の前にあらわれたという伝承もあります。」
祭神 大山衹神
境内の茶屋にてみたらし団子♪
好みの甘辛だれでぺろり。
こちらの黒蜜わらびもちも、もっちりして美味しかったです。