京都散歩道

数年前、某SNSで活動していた「京都散歩道」。このたびブログにて復活しました。京都をいろいろ巡っていますので、少しずつご紹介していけたらと思います。最近は平安京巡りにはまり中。過去のデータを移行したら、写真が一部見れないので、また修正します!まとめサイト等、他サイトへの文章・写真の転載はお断りします。

火尊天満宮(かそんてんまんぐう)

f:id:kyotomichi:20170103150111j:plain

 祭神 菅原道真彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)

 

古事記』によると、

邇邇芸命(ににぎのみこと)と木花之咲夜毘売(このはやのさくやびめ)の間に、燃え盛る炎の中で三人の子供が生まれます。

火照命(ほでりのみこと)、火須勢理命(ほすせりのみこと)、火遠理命(ほおりのみこと)です。

このうち、火遠理命が、日子穂穂手見命(ひこほほでみのみこと/彦火火出見尊)であり、孫が初代天皇神武天皇になります。

 

兄の火照命は、海で仕事をしていたので、海佐知毘古(海幸彦)といいました。一方弟の火遠理命は、山で仕事をしていたので、山佐知毘古(山幸彦)といいました。

あるとき、火遠理命は、「道具を交換してみよう」と提案し、兄から釣り針を借りて釣りをするのですが、1匹も連れず、釣り針もなくしてしまいます。500本の釣り針を作って償おうとしましたが、兄は許してくれません。悲しんでいると、塩椎神(しおつちのかみ)がやってきて、海神国へ行くことをすすめたので行きました。そこで、海神綿津見神(わたつみのかみ)の娘豊玉毘売と恋に落ちます。

結婚して3年たち、火遠理命は釣り針のことを思い出します。海神が釣り針を飲み込んだ魚を見つけてくれたので、火遠理命は家に帰ることにしました。その時海神は、兄を懲らしめる呪文と海の潮の満ち引きを操る玉を授けます。火遠理命が呪文を込めて釣り針を返したので、兄は不漁続きで生活が貧しくなりました。兄は弟を攻めますが、火遠理命は潮を満たして兄を溺れさせ、助けを求めると潮を引かせて助けました。

そして、兄は弟に仕えることを約束します。

 

うーん、なんか納得いかない。弟、勝手すぎないか!? 釣り針一本にこだわる兄も兄だけど、もしそれが自分にとって大事な物、形見とかだったりしたら、他のものとは取って代われないものなんでしょうね。

 

それにしても、浦島太郎みたいな話ですね。海神が火遠理命に渡したものは、多分そのまま家に帰って戻ってこなかったら、残された娘がかわいそうだから・・ということだと思うんだけど、それをまさか使うとは!欲深いとしか思えない・・。

 

 

豊玉毘売の話はこちらにも書いています。

kyotomichi.hatenablog.com

やっぱり勝手だなぁ・・。豊玉毘売もかわいそう。

 

f:id:kyotomichi:20170103150150j:plain

中に鳥居があって、ちょっと狭苦しそう・・^^;

 

 

場所が分かりにくいので、地図でご確認ください。

綾小路・油小路の角にあります。祇園祭の油天神山があるところです。

 

京都と大阪の県境、離宮八幡宮の紅葉

f:id:kyotomichi:20161223232303j:plain

JR山崎駅のホームに、京都と大阪の県境があります。

ちょうど真ん中に立ってみる。

これぞ「ふたつの国を股にかけた女」!?(字が違っ)

f:id:kyotomichi:20161223232722j:plain

それはそれとして、離宮八幡宮に行ってきました。

まだ紅葉がきれいでびっくり。

f:id:kyotomichi:20161223232818j:plain

 

f:id:kyotomichi:20161223232929j:plain

f:id:kyotomichi:20161223232957j:plain

天気もよくて、とても気持ちがよかったです。

ちょうどこの日、えごまフェスタというのをやっていたので、

えごま搾油機見れるかなーと思ったのですが、

終わった後でした・・残念。

 

 

離宮八幡宮についてはこちら

kyotomichi.hatenablog.com

ローム ライトアップ

f:id:kyotomichi:20161223230652j:plain

ロームのライトアップにいってきました。

場所は西大路五条近くになります。

 

実は・・初!

へぇ・・こんなふうな感じなんですね。

f:id:kyotomichi:20161223230834j:plain

木がずらりとライトアップされていました。

どうせなら、この間を通りたい・・。

f:id:kyotomichi:20161223230944j:plain

f:id:kyotomichi:20161223231033j:plain

f:id:kyotomichi:20161223231102j:plain

滞在時間・・多分15分くらい?

さーっと歩いただけでした^^;

 

綺麗なんだけど、正直ちょっと物足りない。

 

梅小路公園 朱雀の庭 ライトアップ、西八条第跡

f:id:kyotomichi:20161223221423j:plain

梅小路公園内にある朱雀の庭にいってきました。

夜はさすがに初めて。

確か前に昼間も撮りに行ったはずなのに、ブログ検索したらなかった・・。まだ書いてなかったのか^^;

f:id:kyotomichi:20161223221455j:plain

雨上がりだったけど、よい感じできれいでした。

f:id:kyotomichi:20161223222229j:plain

f:id:kyotomichi:20161223222308j:plain

西八条第跡

 

f:id:kyotomichi:20180818100243j:plain

梅小路公園内にも案内板があります。(真ん中あたり)

西八条弟は八条邸とも呼ばれた平清盛の広大な邸宅で、仁安元年(1166)頃に造営されたとされています。その跡地は下京区歓喜寺町・八条坊門町、南区八条坊門町、八条町に当たります。

 

f:id:kyotomichi:20180818101622j:plain

参考:日文研 花洛往古図(内容年代:平安時代末期-鎌倉時代

東寺や西寺と比較しても大きいですよね。

こちらには西八条殿とあります。

その左側に六宮六孫王と書かれています。

 

f:id:kyotomichi:20180818102758j:plain

今の地図で言うとこのあたりになります。

 

平安京オーバーレイマップ もご参考に。

 

これを見ると、梅小路周辺一帯が西八条弟だったことがわかります。六孫王神社も含んんでいたようですね。

某歴史研究者によると、平清盛公ゆかりといっている若一神社は、残念ながらそこから外れているとのこと^^; 西八条→西大路八条という考えがあったらしい・・。

地図見ても・・違いますよね。

 

f:id:kyotomichi:20161223223758j:plain

雨上がりだからこそ撮れるこの瞬間!

f:id:kyotomichi:20161223223942j:plain

f:id:kyotomichi:20161223224000j:plain

池に映る紅葉がまたお見事です。

ほとんど人もいないし、ゆったりと楽しめました。