京都散歩道

数年前、某SNSで活動していた「京都散歩道」。このたびブログにて復活しました。京都をいろいろ巡っていますので、少しずつご紹介していけたらと思います。最近は平安京巡りにはまり中。過去のデータを移行したら、写真が一部見れないので、また修正します!まとめサイト等、他サイトへの文章・写真の転載はお断りします。

曽祖父の旅路を辿る① 京都市動物園 ツシマヤマネコ、九重の塔跡メインで

f:id:kyotomichi:20180310212502j:plain

愛媛に住んでいた曾祖父が、明治45年3月(1912年なので、105年前!)に、京都に来た時のルートを逆辿りしました。

ちょうど今日のコースに近かったからというのもあって。

さすがに全部行ってられないので、行ってないところだけ。

それでもかなりしんどかった。(まぁ、前を通っただけのもあるでしょう) 途中ほんと何度バスかタクシーに乗ろうと思ったことか。

動物園から清閑寺まで・・。

まあ、五条坂までバスではいきましたけどね。
そして清閑寺から博物館までへタクろうかとか、博物館から家までタクろうかとか・・。かなり挫けてました。

曽祖父は歩いたでしょうからそれを辿りたかったのでがんばった。

まあ、清水寺から八坂さんまでは歩けるし、八坂さんから平安神宮も歩ける。別の日に歩いたことはあるのでよしとする。
世の中便利になったもんですね。

(日記より)
『二十二日宿を出て博物館を見て、阿弥陀ヶ峰の豊太閤の墓(豊国廟)を見て、知恩院(ルート的には智積院と思われる)、妙法院豊國神社大仏殿の西大谷島辺山を通ふて、清閑寺六条天皇高倉天皇の陵を拝し、子安観音音羽の滝清水寺八坂の塔、八坂神社、円山公園知恩院インクライン南禅寺、動物園、黒谷寺、真如堂銀閣寺、吉田神社、稲荷神社(多分、竹中稲荷神社か?)、京都大学前の病院前の旅館え宿り』

f:id:kyotomichi:20180310212643j:plain

この日は、京都市動物園へ行ってきました。
もちろん目的はツシマヤマネコ
来週までしか見れないんで(;_;)

f:id:kyotomichi:20180310212819j:plain

入り口すぐのところにいましたが、

…寝てます。

仕方ないので、せっかくだからぐるっと一回り。

f:id:kyotomichi:20180310213114j:plain

f:id:kyotomichi:20180310213149j:plain

f:id:kyotomichi:20180310213251j:plain

 法勝寺九重の塔跡

f:id:kyotomichi:20180310213353j:plain

f:id:kyotomichi:20180310213535j:plain

京都市動物園は、平安時代後期に白川天皇が建立した法勝寺境内の南半分にあたります。法勝寺は金堂、八角九重塔、講堂、阿弥陀堂などの仏堂を備えた、院政期の京都を代表する大寺院でした。園内では八角九重塔や阿弥陀堂の建物跡とともに庭園の池跡などが見つかっています。

九重塔は、現在の観覧車の位置にあり、高さ27丈(役81m)との記録があり、基壇の上に9層の屋根と最下部に裳階と呼ぶ小さな屋根が取りつく巨大な塔でした。(略)石材は細長い切石で、同じ形状の石材は南側の噴水池の中にも見ることができます。これらは、一端の角が二つ合わせにすると約135度になるように加工されていることから、八角九重塔の基壇に使用されていた石材である可能性があります。」

f:id:kyotomichi:20180310214030j:plain

たぶんこれの事でしょうか?

f:id:kyotomichi:20180310214135j:plain

塔があったのはこの観覧車あたりになります。

f:id:kyotomichi:20180310214253j:plain

ペンギン、好きなんです。

f:id:kyotomichi:20180310214314j:plain

ヤギにもほのぼの~。

f:id:kyotomichi:20180310214336j:plain

フェネック、かわいい。

f:id:kyotomichi:20180310214454j:plain

シマウマ、おだやかそうだけど、門ごしにケンカしてました^^;

 

f:id:kyotomichi:20180310215324j:plain

f:id:kyotomichi:20180310215349j:plain

f:id:kyotomichi:20180310215437j:plain

結構金網が多くて、ちょっと邪魔・・。

ほかの動物園、ここまで多くないような気が・・??


ぐるっと一周回って戻って来ても…ツシマヤマネコまだ寝てます。

そしたら、生まれた時からの動画があると周りの人から聞いて、写真も見せてもらって、場所が動物園の奥…まぢか。
でもせっかくなら見た方が良いと言われて行きましたよ。

f:id:kyotomichi:20180310214735j:plain

f:id:kyotomichi:20180310214811j:plain

f:id:kyotomichi:20180310214951j:plain

確かにかわいかったです。見てよかった。

f:id:kyotomichi:20180310215108j:plain

法勝寺のパネルもありました。

f:id:kyotomichi:20180310215141j:plain

 
で、また戻ってきて3度目…やはり寝てる。
こればかりは仕方ないですね。
ま、一応顔は撮れたしよいとしよう。

兵庫 本住吉神社(もとすみよしじんじゃ)

f:id:kyotomichi:20180101181232j:plain

JR住吉駅の近く、ガード下をくぐると右手に見えてきます。

扁額には、本住吉之宮と書かれていました。

 

もともと祇園祭の記事を書いているときに神功皇后に興味を覚え、

さらに、 高田崇史先生の「神の時空 女神の功罪」を読んで、

行ってみたくなりました。

kossmag.com

 

f:id:kyotomichi:20180101190556j:plain

まっすぐの参道

f:id:kyotomichi:20180101190638j:plain

本殿

f:id:kyotomichi:20180101190710j:plain

神紋は桔梗です。

f:id:kyotomichi:20180101190941j:plain

由緒書きによると

神功皇后が九州から難波に向かわれようとせられたところ、

どうした事か御船が動かなくなり、

務古(むこ)の水門(みなど)にお帰りになりト(うらな)われましたところ、住吉三神(底筒田命・中筒男命表筒男命)は、

『わが和魂を大津渟中倉之長峡(おおつねなくらのながお)にまつれ、

そこで往来する舟を見守ろう』と仰せられたので、

ここにその住吉三神をお祀りになりました。

(当社の起源、紀の年立では西紀201年)

後に神功皇后を併せてお祀りして、当社御祭神は住吉大神神功皇后の御四柱となりました」

とあります。

 

f:id:kyotomichi:20180101182315j:plain

御朱印を頂いたときに、由緒書きを頂きましたが、

その横にこの地図が載っていました。

おお、なるほど!

これが『神の時空』にも出てきたように、このあたりが海だったというものですね。

大阪の住吉神社の方がすっかり有名ですが、

私の中では住吉=兵庫でした。

九州から船で来るのに、大阪より絶対こっちの方が先ですよね。

今回やっとここに行けてよかったです。

大阪の方もまた行ってみたいと思います。

気になる方はぜひ本を読みましょうw

f:id:kyotomichi:20180101192103j:plain

f:id:kyotomichi:20180101192125j:plain

 f:id:kyotomichi:20180101192157j:plain

 

f:id:kyotomichi:20180101194050j:plain

本殿右手にある摂社。

f:id:kyotomichi:20180101194152j:plain

水神宮

f:id:kyotomichi:20180101194810j:plain

左 大山衹社(山の神)

右 猿田彦社(邪気払いの神)

f:id:kyotomichi:20180101194908j:plain

左 塞の神(邪気ふさぎの神)

右 大海社(海神と御子)

f:id:kyotomichi:20180101195020j:plain

左から 天満ノ神、高良神、木花咲也姫、綿津見神、天水分神、大山咋神大物主神大国主神

f:id:kyotomichi:20180101195318j:plain

大日女社(天照皇大神

f:id:kyotomichi:20180101195427j:plain

莵原稲荷大神

f:id:kyotomichi:20180101195538j:plain

豊岩窓社(門の守神)

門の右手にあります。

左手にも奇岩窓社というのがあったみたいです。

結構見ていたはずなのに気付かなかったです。

 

京の七夕 堀川会場

f:id:kyotomichi:20180101203206j:plain

なんとなくずっと行きそびれていた京の七夕へ行ってきました。

なぜか旧暦で8月に行われるんですよね。

今年から場所も増えていて、

堀川会場、鴨川会場他、二条城会場、梅小路公園会場、北野天満宮 北野紙屋川会場がありました。

私は堀川会場に行ってきました。

押小路通から今出川通まであり、押小路から北への一方通行になります。

雨が降っていたこともあり、わりと空いていてゆっくり見ることができました。

f:id:kyotomichi:20180101203253j:plain

竹かご灯の揺らめき

f:id:kyotomichi:20180101203325j:plain

光の天の川

f:id:kyotomichi:20180101203350j:plain

願い七夕

f:id:kyotomichi:20180101203422j:plain

光の友禅流し

 

このあたりでちょうど半分くらい。

雨もきつくなってきたし、一方通行で途中抜けにくいので、

ここで終わりにしました。

でも見たかったところは見れたからよかったです。

 

 

【総まとめ編】祇園祭 お位返しの儀 7月17日

「お位返しの儀」とは、長刀鉾のお稚児さんが、7月13日の「お位貰いの儀」で授かっていた位を八坂神社に返す儀式です。

巡行時、新町御池で長刀鉾を降りたお稚児さん、禿さんたちは、そこから移動して八坂神社に来ます。(どこかで化粧を落としてこられます)

 

f:id:kyotomichi:20180707125455j:plain

13時過ぎ、八坂神社の総門にお稚児さんが到着。

f:id:kyotomichi:20180707125526j:plain

そのまま本殿へ直進・・。

そして神事が10分ほど行われます。

f:id:kyotomichi:20180707125613j:plain

これでもう普通の男の子です。

出てきてから、禿のひとりと手を取り合って飛び跳ねて、

はしゃいでました。

f:id:kyotomichi:20180707125821j:plain

 

f:id:kyotomichi:20180707130354j:plain

南門前にてインタビューを受けて、

前に止まっていた車に乗っていきます。

 

★こちらの内容をまとめたものになります。

kyotomichi.hatenablog.com

7月17日 お位返しの儀

f:id:kyotomichi:20170717215505j:plain

巡行を抜け出して、八坂神社へ。

f:id:kyotomichi:20170717215752j:plain

御神輿~

f:id:kyotomichi:20170717215834j:plain

まだ少し早かったので、厄除けぜんざいを頂きました。

そういえば食べたことなかったなぁと思って、今更ながら。

f:id:kyotomichi:20170717215912j:plain

お餅ふたつと、小豆も結構入っていました。

甘すぎずあっさりとして食べやすかったです。

 

さて、「お位返しの儀」とは、長刀鉾のお稚児さんが、7月13日の「お位貰いの儀」で授かっていた位を八坂神社に返す儀式です。

巡行時、新町御池で長刀鉾を降りたお稚児さん、禿さんたちは、そこから移動して八坂神社に来ます。

(どこかで化粧を落としてこられます)

新町御池の様子は去年のこちらをどうぞ。

kyotomichi.hatenablog.com

 

これが何時からなのかよくわからなくて、去年も見損ねてリベンジです。

ネットでは14時からとあり、信じていたのですが・・

f:id:kyotomichi:20170717220104j:plain

ふいうち! 気づいたときには階段を下りていました。

慌ててカメラを用意して撮影。

13時15分です。

えー、早いよ・・。

観光客・参拝客をどけることもせず、普通に入ってきました^^;

なので、階段下りるところを撮ろうにも、人一杯でしたけどね。

f:id:kyotomichi:20170717220609j:plain

f:id:kyotomichi:20170717220701j:plain

そのまま本殿へ直進・・。

そして神事が10分ほど行われました。

f:id:kyotomichi:20170717221423j:plain

これでもう普通の男の子です。

出てきてから、禿のひとりと手を取り合って飛び跳ねて、

はしゃいでました。

かわいかったw

f:id:kyotomichi:20170717221623j:plain

f:id:kyotomichi:20170717222013j:plain

周りの人が、

「おかあさんと手を繋いであげて」っていうと、

超恥ずかしがって、何度か渋ってたけど、

少し手を繋ぎました。

・・え、指?!

なんとも、微笑ましい~。

f:id:kyotomichi:20170717222321j:plain

手を繋いだのはほんの一瞬でした。

f:id:kyotomichi:20170717222626j:plain

階段を上るところ・・と思ったけど、

こんな感じで、もうどこ??

f:id:kyotomichi:20170717222734j:plain

南門まで追っかけ~。

f:id:kyotomichi:20170717223114j:plainf:id:kyotomichi:20170717222953j:plain

南門前でインタビューを受けていました。

「着物をこんなに着ることがないので・・」

「本番が・・」

とちらちら声は聞こえるもののよくわからなかった^^;

インタビューを終えると南門に待機していた車に乗っていきました。

 

林賢人くん(御所南小4年、9歳)、桐原真優くん(御所南小4年、9歳)、小嶋啓太(御所南小4年、9歳)、お疲れ様でした!