一乗寺駅を降りて右にいくとけいぶん社があります。
本好きとしては、ずっといきたいと思っていた場所でした。
レトロなんだね〜。
置いてる本も、近所の恵文社と全然違う。
見せ方がオシャレです。
見たことのない本もいっぱい。
不思議の国のアリスの料理本とか。
久々に本屋でワクワクした〜。
一冊購入〜。
駅から左にまっすぐいくと、一乗寺下り松があります。
案内板によると、
「近江(現在の滋賀県)から比叡山を経て京に通じる平安時代からの交通の要塞で、この松は古くから旅人の目印として植え継がれ、現在の松は4代目にあたる。
江戸時代はじめ、この地で、剣客宮本武蔵が吉岡一門数十人と決闘を行った伝説が有名で、ここから東に約300mのところにある八大神社の境内に、決闘を見下ろしたという初代の松の古株が保存されている。武蔵は決闘に向かう途中、同神社で神頼みすることを思い立ったが、神仏に頼ろうとした自分の弱さに気づき寸前でやめたという話もある。
平安中期から中世にかけ、この辺りにあった一乗寺という天台宗の寺が地名の由来となったが、南北朝の動乱以後に衰えて廃絶した。傍らの記念碑は、大正10年(1921)に広島県呉の剣士・堀正平氏により建立されたもの。」
宮本 吉岡決闘之地 とあります。
ただ・・調べていると、どうも信憑性は低そうです・・。
ここで戦ったとか違う場所だとか、勝ったというのもあれば引き分け説もあり、相手の名前まで違ったり。剣で戦ったとか木刀だったとか。
その後吉岡は滅亡したとも存続したとも。
数十人と戦ったというのも、後から話を大きくして伝説にしたような気もしますね。
大楠公戦陣蹟
足利尊氏と戦った楠正成の陣所跡でもあります。
なんとなくしか読めませんが、
途中に楠公や下松とも出てきます。
ちから石
下にも 灌石 みかげ石といった文字が読めました。
八大神社の鳥居
これも一乗寺下り松の近くにあります。
でも柵がしてあってくぐれません・・なぜに?
さて、鳥居の横を通って、まっすぐあがっていきます。
まずは詩仙堂へ。小有洞の門。
石川丈山造営。正式名は凹凸窠(おうとつか)といいます。でこぼこした土地に建てた住まいという意味で、詩仙堂はその一室です。
中国の漢晋唐宗の詩家三十六人の肖像を、狩野探幽に描かせて、
その上に詩人の詩を丈山が書いて四方の壁に掲げたことから、この名前がつきました。
老梅関(ろうばいかん) なかなか趣があります。
さすがに人も少なくて静かだと思ったら・・ものすごく人が多くてびっくり。庭が見れる部屋は密集地帯。
それも外人さんだらけ。逆に落ち着かない・・。
1936年にチャールズ皇太子と故ダイアナ妃が来日した時に訪れたこともあって、今も人気のようです。
嘯月楼(しょうげつろう)、詩仙の間、至楽巣を抜けると、庭に下りることができます。
ししおどしが辺りを凛とした感じで音が響き、とてもよかったです。
さにづらふ 紅葉の雨の詩仙堂
さにつらうとは、赤く美しいという意味で、「妹」「君」「色」などにかかる枕詞です。