なんとなく気になって行ってみたかったところですが、
なかなか堀川通りに行くことがなく、夏越の祓のついでにようやく行ってきました。
「由緒書・家系図には、〈洛陽一条下り松の霊地に、雨水雷火の難を消除の守護神として菅公を祭る為に、延暦寺の尊意僧正に勅命ありし、日の本最初の天満宮の勧請の最初なり〉とある。(略)延長元年(923)年六月二十五日、水火の社天満大神という神号の勅許を醍醐天皇から賜り、水火社天神天満宮として、菅原道真公の神霊を勧請し建立された。
水火天満宮が日本最初の天満宮と号する所以は、右記のように天皇の勅命にて神号を賜り、天満宮としたこと、及び初めて道真公の神霊を勧請したことによる。
文明4年(1472)9月10日、第百四代後御門天皇の行幸があり、例祭の火を10月10日(旧9月10日)と改めた。その後、第二慈誠会大戦など幾多の変遷を経て、昭和25年(1950)、堀川通が重要幹線道路となる拡張工事の際、堀川通りを挟んだ西側の上天神町から現在の扇町に移転した。」
ちなみに太宰府天満宮は延喜19年(919)建立となっています。同じく勅命を受けたとあります。北野天満宮は天暦元年(947)建立。
日本初なら、もっと大きくてなっていてもよい気がするけどな・・。
市内初ってことじゃないのかな?なんていう疑問も抱きつつ。
これは、夕方からの神事用でしょうね
はい、夏越の祓の茅の輪くぐりです。
人もいないし、静かでよいです。ただ・・蚊が多かった!
<唱え言葉>
水無月の夏越の祓する人は 千歳の命のぶというなり
思う事みなつきねとて麻の葉を きりにきりても祓いつるかな
茅の輪くぐって、左手が御本殿。参道から90度曲がっていますね。
六玉稲荷社
祭神:六玉稲荷大明神
祭神:火之迦具土神
白太天社
祭神:度会春彦
左:玉子神石
右:金玉龍王、玉姫弁財天、福寿大明神
金龍水
出世石
登天石
「延期3年(903)菅原道真大宰府の地にて59年の生涯を閉じた。その死後都では天変が相次ぎ人々は道真の怨霊のせいだと信じ込み、時の醍醐天皇は延暦寺の法性坊尊意僧正に、祈祷を依頼し、勅命を受けた尊意は早速に山を下り、宮中に急いだ。途中賀茂川まで来ると突如として水位が増し町へと流れ込んだ。
尊意は騒がず数珠をひともみして川に向かって、祈りを捧げた。すると不思議なことに水位は下がり、真っ二つに分かれ水流の間にひとつの石が現れ、その上に道真の例が現れ、やがて雲の中に消えていった。その石を供養し、登天石となづけた」
とあります。
これもまたすごいエピソードですね。
また桜の時期にも行ってみたいと思いました。