下御霊祭をちら見してから嵐山へ。
11時半過ぎ嵐山着!
やはり遅くて3列目・・。
でも、前にいた人が始まる前に帰ってしまい、無事二列目で見れました。
三船祭りは、車折神社の例祭の延長行事として、昭和天皇の即位を記念して、昭和3年から始まりました。
毎年5月の第三日曜日に、嵐山の大堰川(おおせきがわ)で斎行されます。
御祭神である清原頼業(よりなり)公が活躍された平安時代の船遊びを再現された、大変優雅なお祭りです。
三船とは、三船の才(漢詩・和歌・管弦の才能)にちなんだもので、
天皇が大堰川にご遊行の折に3艘の舟を浮かべ、漢詩・和歌・管弦に秀でた者を乗船させたという故事に由来するものだそうです。
9年ぶりで、天気の良い時に写真を撮りなおしたかったんですよね。
2013~2014年までは、台風の水害で中止されていました。
2009年のはこちら。
この時と比べると、大分規模が小さくなりましたね。
0時30分~ 三進行列
中之島公園を出発し、渡月橋を渡り、大堰川の河原へ向かいます。
奏楽:いちひめ雅楽会冷人
十二単姿で輿に乗って来られます。
清少納言役、車折神社巫女(女官役)、駕篭役・朱傘保持役が随行
三船祭保存会会長:朱傘保持役が随行
緊張されているのか、ちょっと硬い表情ですね。
龍頭船に、舞楽人(迦陵頻伽と蘭陵王)と雅楽人が乗り込まれます。
13時~13時40分 神事
1.祈願祭
2.主催者代表挨拶
3.ご神酒の鏡開き
4.献茶式
千葉宗立宗匠のご奉仕により、御座船に座す御祭神に献茶
5.出船
お神酒は、見物客にも振る舞われます。
私もいただけました。
一服は、御座船の神様にお供えされます。
一服は清少納言役がいただきます。
そしていよいよ出船です。
13時40分~15時 舟遊び、奉納行事
御座船
足利将軍が天龍寺山系の折、大堰川で除災を祈願して流扇したという故事に由来し、
扇流しが行われます。
龍頭船
こちらの演目は、迦陵頻(かりょうびん)
鷁首(げきす)船
鷁首(中国の想像上の水鳥の頭部型の船首をもつ船で、日本今様謌舞会による今様が舞われます。演目は三船祭。
龍頭船
こちらの演目は蘭陵王。
最初は緊張されていたのか、顔が硬かったですが、
リラックスされて、柔らかい表情になりましたね。
最後までお見送りしました。
お茶席も入って頂きました。
抹茶は少し苦くて薄かった
最初は混んでいますが、途中東西うろうろして撮影しています。
お天気もよかったので、久々にゆったりとした時間を楽しみました。