上賀茂神社(賀茂別雷神社 かもわけいかづちじんじゃ)
紀元祭でせっかく上賀茂さんへ行ったので、本殿へお参り。
祭神:賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)
雷を別けるほどの力があるとされています。
下賀茂神社の三井社に、賀茂氏の祖先、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と妻の伊賀古夜日賣命(いかこやひめのみこと)、娘の玉依媛賣命(たまよりひめのみこと)が祭られていますが、
この玉依媛が瀬見の小川で遊んでいたところ、川上から丹塗矢が流れてきた。それを持ち帰ったところ懐妊します。これが賀茂別雷大神だといわれています。
※ 玉依姫と賀茂玉依媛は異なります。
詳しくはこちらをどうぞ。瀬見の小川の事も書いています。
そういえばあまりちゃんとお参りしたことなかったなぁと思って、
摂社もぐるりと回ることにしました。
紀元祭の様子はこちら。
本殿の右側の階段を上がったところにあります。
末社⑬山尾神社(左奥)
祭神:大山津美神(おおやまつみのかみ)
建築業守護の神様だそうです。
摂社②新宮神社(正面)
祭神:高龗神(たかおかみのかみ)
心を豊かにし、身体を守る神様だそうです。
片山御子神社(片岡社)
こちらは、縁結びの神社としても知られていますね。
で、横から見て・・あれ?
今まで正面で拝んでなかったのね・・!
まったく気づかなかった。
ってことは怨霊?
伝説からしても、玉依媛は賀茂別雷大神に強姦されたんじゃないかと思ってしまう。もしかしたらほかに好きな人がいて結ばれなかったから、縁結びの神なんじゃないかな・・なんて。
絵馬がとってもかわいらしいです。
摂社⑧須波神社
祭神:阿須波神(あすはのかみ)
波比祇神(はひぎのかみ)
生井神(いくいのかみ)
福井神(さくいのかみ)
綱長井神(つなながいのかみ)
心を鎮める癒しの神だそうです。
紫式部歌碑
ほととぎす 声まつほどは 片岡の
もりかしづくに 立ちやぬれまし
ならの小川の方はあまり歩いたことがなかったです・・。
雪もあったのもあって、なかなか雰囲気いいですね。
末社⑫ 岩本神社
祭神:底筒男神(そこづつのおのかみ)
中筒男神(なかづつのおのかみ)
表筒男神(うわづつのおのかみ)
交通安全の神様とありました。
摂社⑥ 賀茂山口神社
祭神:御歳神(みとしのかみ)
商売繁盛・子供の成長を見守る神様とありました。
今回の一番の目的はこちら。
双葉姫稲荷神社
こんなのあったの??というほど気づかなかった・・。
結構遠い・・一人はかなり心細く感じます。
八嶋龍神
由緒書きより
「抑々も此の八嶋龍神古来鎮座あられ處、此の地より南に約150m下の畑地に神宮寺と当り補する社寺の庭園に1500坪の池ありし中央の嶋を辨天嶋と名付茲(ここ)に
八嶋龍神鎮座なされしなり
右寺地元賀茂別雷神社の境内地なりしが、明治維新に依り廃寺となり寺跡は民家に収め下され故に龍神鎮座の霊地も耕地と化し来しが今回信者相寄り茲に昭和の維新を基として霊神の鎮ります地を神宮寺境内なりし此神宮寺山の霊地に御鎮座せし由縁なり。
御神厳は其辨天嶋にありし主岩石なり
因って茲に後古に傳なるなり
昭和31年2月8日」
これがその辨天嶋の岩石なんでしょうね。
天之斑駒神社(あめのふちこまじんじゃ)
この上にある中では、一番ここがすごい気がしました。
ここから大文字がよく見えます。
帰りはまた雰囲気が違いますね。
摂社⑤奈良神社
祭神:奈良刀自神(ならとじのかみ)
学業成就、料理技術向上の神様だそうです。
願い石(陰陽石) 開門:9時から16時
渉渓園の中にあります。
「古く龍の住む池があったと言われ、池の底より出土した「陰陽石」は陰と陽が極まり融合した(実った)姿を現しています。両手で同時に手を触れそのお力をいただいてから、賀茂山口神社にお参りください」
とありました。
園内からは、先ほどの賀茂山口神社の裏側が見えました。
末社⑨棚尾神社
祭神:櫛岩窓神(くしいわまどのかみ)
豊石窓神(とよいわまどのかみ)
家内安全、家族の絆を強める神様とあります。
末社⑩川尾神社
祭神:罔象女神(みずはのめのかみ)
迷いを取り除く神様だそうです。
神馬舎
藤原家隆の歌碑
風そよぐ ならの小川の 夕暮れや
みそぎそ夏のしるしなりける
末社⑯山森神社
祭神:素戔嗚神(すさのおのかみ)
稲田姫神(いなだひめのかみ)
田心姫神(たごりひめのかみ)
病気を治す神様だそうです。
末社⑰梶田神社
祭神:瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)
下の病の神様だそうです。
最後は、バス停前の葵家やきもちさんで、名物のやきもち♪